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「カットスロート・アイランド」
監督 レニー・ハーリン
出演 ジーナ・デービス

 女だてらに海賊船船長のモーガンが、父の敵である叔父の海賊団と戦いながら、隠された財宝探しに奮闘する。製作費なんと1億ドルをかけたアクション大作。
 女船長を演じるジーナ・デービスは、身長180cmの大女。そんな彼女が砂ぼこりや爆裂の煤まみれにならながら、男を殴る蹴るはあたりまえ、馬車で暴走するわの大暴れ。そりゃもうすごい迫力なのだ。スカートの裾を気にするはずもなく、顔が傷ついてもかまっちゃいない。ここまでやればあっぱれ見事!強すぎる女の活躍にスカーッとうっぷん晴れまくり。以来「ちょっとは女らしく」なんて言葉にも「ジーナに比べりゃまだましじゃ」と妙な自信がついてしまった。これって悪い傾向かもネ


「仮面の男」
監督 ランダル・ウォレス
出演 レオナルド・ディカプリオほか

 権力をふりかざし、贅沢三昧のルイ14世。そんな暴君から人々を救おうと、かつての4銃士が今立ち上がる!牢獄につながれた「仮面の男」を救い出し、決死の覚悟で彼らが企てた計画とは!?
 冷酷無慈悲なルイ14世と謎の仮面の男を1人2役で、ディカプリオが好演。しかし、それよりなにより4銃士のジェレミーアイアンズに、ジョン・マルコビッチ、ジェラール・ドパルデュー、ガブリエル・バーンと、名優が揃いも揃って、うまい!渋い!カッコイー!いぶし銀のような魅力を放つ、おじさまパワーにさすがのレオ様も、はるかかなたにかすんで見える。

「奇蹟の輝き」
監督 ヴィンセントウォード
出演 ロビン・ウィリアムスほか

 医師のクリスは交通事故で死んで天国へ。しかし残された妻は悲しみのあまり、自ら命を断って地獄へ落ちてしまう。クリスは彼女を救うために地獄への旅に出るが…  「死んだらどこに行くんだろう?」…誰もが1度は抱くこの疑問。私がまだ少女の頃、死後の世界を想像してはその度に、未知の世界に対する期待と、死への恐怖を味わった。ホントかウソかは別にして、その疑問に答えてくれるのがこの作品。極彩色あふれる天国の景色を見ると、死ぬのも悪くないかも…なんてノー天気に思うけど、地獄の有り様を見た日にゃ、やっぱり命ある限り、清く正しく美しく生きた〜い!と強く心に誓ったわ。


「キッド」
監督 ジョン・タートルトーブ
出演 ブルース・ウィリス

 有能はイメージ・コンサルタントのラスの前にある日、8歳の自分=ラスティ現れる。彼に振り回されるうちに、ラスは成功者にもかかわらず子供の頃の夢を何ひとつ叶えていないことに気づくが…。
 突然目の前に子供の頃の自分が現れたら?…だんぜん説教しまくりじゃ!「人生たぁ、君が思ってるほど甘かぁないんだ。今のうちに目をさませ」ってね。夢も希望もないよに聞こえるだろが、夢見る夢子ちゃんも考えもんよ。だって現実は、アンドレのようにいつも見守ってくれる男もいないし、宗方コーチのようにグイグイひっぱってくれる男もいない、伊集院少尉のような美形もしかり…。要は少女マンガの読みすぎ、いや浸りすぎは禁物ってことかしら?


「キューティ・ブロンド」
監督 ロバート・ルケティック
出演 リーズ・ウィザースプーン

 お嬢様のエルは、政治家志望の恋人に「結婚相手にブロンドは向かない」という理由でフラれたことから一念発起。彼を追って名門ハーバードのロースクールへ乗り込むことに!
 イケメン俳優ライアン・フィリップをものにしただけのことはある…リーズはしゃくれ気味のあごまでキュートに見えるほど、エルをいきいきと演じている。エルって単に強いだけじゃない、女のかわいさ優しさ明るさを持っているのだ。なにより人目を気にせず、自分らしく胸を張ってつき進む姿に勇気づけられる。これって自分に自信がないとできないことだ。ガツンと喝を入れられた。外見・内面ともに磨く努力を惜しむようになったら、女はおしまいよってネ。


「キリング・ミー・ソフトリー」
監督 チェン・カイコー
出演 ヘザー・グラハム他

 出勤途中の交差点で、アリスは男の熱い視線に捉えられ、突然、恋に墜ちてしまう。その男、アダムとの激しい情事に溺れたアリスは恋人を捨て、彼の元に走るが…
 アリスってば、笑っちゃうほど恋は盲目、メロメロ状態。でも分かるわ、分かる。危なげな雰囲気の男って、そそられるのよね。アダム役のジョセフ・ファインズは猿顔で濃すぎるってぇのに、あのやらしさギリギリのミステリアスな目に見つめられると、あ〜ら不思議、めちゃめちゃカッコよく見えてしまう。特にネットリすがりつくような目つきは逸品!思わず腰がくだけるわ。でも彼だからこそ許されるのであって、一般人は決してマネをしないように。気持ち悪がられることうけあいよ。


「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 レオナルド・ディカプリオほか

 1960年代のアメリカ。パイロット、医師、弁護士になりすまし、大金を稼ぐフランク・アバグネイルJr。彼の逮捕にFBI捜査官カールが乗り出し、世界を股にかけた2人の追いかけっこが始まった! 実在の天才少年詐欺師の物語。
 パスタ太りだのパーティ中毒だのと噂され、タイタニック以降のディカプリオは、顔が横びろになって自堕落なイメージに。少年の役なんざ到底無理と思いきや、本作品じゃ顔も身体もスリムに変身、コスプレまで披露し、往年の美しさを見事に復活。得意?のせつなげピュアな表情も健在で、あの瞳にゃファンならずとも思わずキュンとしちまうっての。慎んでレオ様の称号をお返ししますわ。

「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」
監督マイケル・ライマー
出演 スチュアート・タウンゼントほか

 100年の眠りから目覚めたヴァンパイア・レスタトは、ロックスターとなって人々を魅了する。そして彼の歌声は、すべてのヴァンパイアの母にして、呪われし者の女王・アカーシャを呼び覚ましてしまったのだった。
 トム・クルーズとブラピが共演した「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編。ふたたびレスタトに会えるなんて感激・前作では彼、プラピに去られてショックを受けてたから、その後が気になってたの。でもロッカーになってやりたい放題なんだもの、心配するこたなかったわ。演じる役者はかわっても、妖しい美しさとムンムンたる色気は健在。その魅力の前では、「血を吸ってぇ〜」と自制心を失いそうな自分がコワイッ。


「グラディエーター」
監督 リドリー・スコット
出演 ラッセル・クロウほか

 ローマ皇帝から深い信頼を寄せられる名将マキシマス。そのため皇帝の息子コモドゥスの恨みを買い、妻子は無残に殺され、自身は奴隷の身に突き落とされる。やがて彼は剣闘士・グラディエーターとなり、新皇帝の座についたコモドゥスと巨大コロシアムを舞台に壮絶な戦いを繰り広げることに! ボディビルダーについて体つくりをしたらしい、主役のラッセル・クロウのムキムキボディはそりゃ見事。アカデミー賞主演男優賞をとるだけあるわ、と感心するのはまだはやい、そのマッチョな肉体で激しい死闘を演じながら、その目に深〜い悲しみを見え隠れさせるんだから、こりゃたまらん。ただの体力バカじゃあない、目に翳りのある男に弱いのよね〜。


「グリース」
監督 ランダル・クレイザー
出演 ジョン・トラボルタ他 

 黒い革ジャンにスリムジーンズでキメている不良高校生のダニー。そんな彼が清純な転校生のサンディに恋をするけど、なかなか素直になれなくて…。50年代を背景に、ティーンの青春まっただ中を描くロックンロールミュージカル。
 嬉し恥ずかしトラボルタの腰振りダンス…見ているこっちが赤面しちゃう。でも、今ではムーミンづらの彼もあの頃は細かった、いや若かった。そうなのよ、私も最近じゃ「真面目で優しいのが一番」と、すっかり保守的になってるけど、若い頃は死語となった“ツッパリ”達に憧れたもの!長ランにボンタン姿を「カッコイイ」なんて青くさいこと言ってたわ。思い出すとまたもや赤面しつつも、なつかしい。う〜ん、シミジミじゃ。


「グリーン・デスティニー」
監督 アン・リー
出演 チョウ・ユンファほか

 事は…秘剣“グリーン・デスティニー”が盗まれたことから始まる。剣の使い手リー・ムーバイとその女弟子シューリン、貴族の娘イェンと盗賊の頭ローは、天下の名剣をめぐる死闘へ、いやおうなしに巻き込まれていくのだった。
 ワイヤーワークを使った見事なアクション以上に注目したのが、4人の男女の恋物語。猛進イノシシ的なイェンとローの若いカップルよりも、リー・ムーバイとシューリンの抑制きいた大人の愛の方が、よっぽど初々しい。「なにがなんでも好きなんだー!」てな激しさがない分、うちに秘めた熱い想いがジワジワ伝わってきて、切ないのよねぇ〜。「情熱がすべて」と思っていた昔に比べ、私も年に…いえ成長したったことかしら。


「クルーエル・インテンションズ」
監督 ロジャー・カンブル
出演 ライアン・フィリップほか

 今、ハリウッドで注目の若手スターを起用したセクシャル・サスペンス。 「ラストサマー」でブレイクしたライアン・フィリップの魅力をたっぷり堪能できる作品だ。正直、ストーリーはそっちのけ、彼のお姿を拝めるだけでも〜う幸せ!ティーンエイジャーのくせに高級車を乗りまわすイケすかないボンボン役だけど、彼が演じればカッコイイから許せちゃう・ブロンドに、クルンとカールしたまつ毛、あどけなさの残る端正なマスクは、まさに美の結晶。画面の向こうから、あのプヨヨンッと柔らかそうな唇をとがらせ、すねた表情をされると、もうメロメロよ。



「恋におちて」
監督 ウール・グロスバード
出演 ロバート・デ・ニーロほか

 クリスマス・イブの夜、マンハッタンの書店で知り合い、3カ月後に電車で再会したフランクとモリー。2人はしだいに惹かれあい、それぞれ家庭がありながらも恋におちていく大人のラブストーリー。
 メリル・ストリープ演じるモリーがフランクに会う日、着ていく服を何度も着替えたあげく、鏡の前で「何やってるの」とつぶやく姿…恋する女の初々しさがたまらなくかわいいんだよね。何より、男と女が簡単にくっついたり離れたりする風潮の昨今、お互い本気だからこそプラトニックというのがいいじゃない!不倫には反対だけど、この2人の純粋な恋心は、いくつになっても持っていたいな。しかし、これを観ちゃうと独り身がちと骨身にしみる。


「恋人たちの予感」
監督 ロブ・ライナー
出演 メグ・ライアンほか

 初対面では反発しあい、2度目は知らんぷり、3度目に会って友達になったハリーとマリー。とても気の合う2人だけど、この友人関係は、果たして永遠?…男女間に友情は成立するのか、という普遍的なテーマを軸に、洒落た会話で繰り広げるロマンティックコメディ。
 今やラブコメの女王と呼ばれるメグ・ライアンの魅力が、思いっきり発揮されている。あの唇の端をクイッと上げたキュートな笑顔、鏡の前でどれだけ真似したことか。相手役が3枚目のビリー・クリスタルというのもいい!親近感から「私達にもこんな恋ができるかも」と夢を見せてくれる。



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