デジタル「すぱいす」キー助の映画でものもうす!
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「Sall we ダンス?」
監督 周防正行
出演 役所広司ほか

 真面目なサラリーマン杉山は、平凡な毎日に満足しつつもどこか空しさを感じていた。しかし、ひょんなことから社交ダンス教室に通い始めた彼、アッと間にもう夢中。まるで青春時代に帰ったよう。
 机の下でステップ踏んだり、トイレじゃ鏡の前で姿勢をチェック…そんな杉山の姿を、以前は単純に笑っていたけれど、ダンス好きの私には超現実的。ダンスを始めた頃は、彼と同じようなことやってたもの。犬の散歩の時も歩調はチャチャチャのリズム、店のウィンドーに自分を映して姿勢を正す、洋服だってラメ入りハデ色傾向に! まるで社交ダンスに恋したみたい、心もウキウキまるで人生バラ色って感じ。この作品はノンフィクションと言っても、過言じゃないかも。


「ザ・コンテンダー」
監督 ロッド・ルーリー
出演 ジョーン・アレン他
 病死した副大統領の後任に、大統領から指名された女性上院議員のレイン。
だが、対立候補側のラニヨン議員は、過去の性的スキャンダルを暴きたて、執拗に彼女を追い込んでいく…。果たして初の女性副大統領は誕生するのか!?
 スキャンダルには一切取りあわず、毅然とした態度をとり続けるレインのカッコイイこと! 「信念は不利な時でも貫くべきです」というこのセリフ…くぅ〜、たまらんね。日本の政治家達は今や疑惑のオンパレードだけど、彼らは信念っちゅう言葉を忘れてないか? 誰も彼もしどろもどろの言い訳ばっか。
その言い訳すら、内容がコロコロ変わってるっつーの。あぁ、わたしゃ国民として情けない。レインの爪のアカをなめさせたいわ。

「ジキル&ハイド」
監督 スティーヴン・フリアーズ
出演 ジュリア・ロバーツ

 19世紀末のイギリス。ジキル博士のもとで働き始めたメアリーは、次第に思いやりのある博士に好感を持ち、博士も誠実な彼女に信頼を寄せるようになる。しかし、粗野な男ハイドの出現により、恐ろしい事件が引き起こされる…。
 さすが怪優マルビッチ、ハイドを演じる時のイキイキしてること!キレた役を演じるのが何より快感なんだろうね。でも分かる気がする、羨ましいッ。だって社会のルールにのっとって、常識人をやってると、時にはめちゃくちゃハメをはずしたくなるじゃない。街中を「ウワァ〜」と大声出しながら走りでもしたら、さぞ気持ちよかろうな。しかし常識がじゃまをしてできるわけもなく…私の中のハイドはくすぶり続けるわけなのよ。


「シックス・センス」

監督 M・ナイト・シャマラン
出演 ブルース・ウィルス他

 小児精神科医マルコムの前に、8歳の少年コールが患者として現れる。何かにひどく怯えるコールが心を開いて行った時、マルコムは驚愕の真実を知ることになる。「僕には死んだ人が見えるんだ…」。果たして物語の結末は!?
 最後に控えるドンデン返し以上に、驚嘆すべきはコール役のオスメント君。いやMr.オスメントと呼ぶべきか。彼の演技は子役の域を越えている。涙をたたえ、けなげに訴えかけるまなざしは、見ている者の心臓までもわしづかみ。「いじらしいッ」と抱きしめずにはいられない。あの涙が落ちそで落ちないウルウルの目は、恋のかけ引きにも有効かも。これぞという時の隠し技に!ただし、使う場面に恵まれないのが問題なのだ。


「ジャングル・ジョージ」
監督 サム・ワイスマン
出演 ブレンダン・フレイザー

 赤ん坊の時に飛行機事故でジャングルに落ち、ゴリラに育てられたジョージ。ある日、旅行中のお嬢様アースラに出会ったことから、サンフランシスコへ行くことになる。ターザンよろしくマッチョだけど、おっちょこちょいのジョージが大活躍!?する爆笑コメディ。
 ジョージ役のブレンダンは、日本人にはまずいない、彫り深系のハンサムガイ。なのに、おとぼけ顔もよく似合う。イイ男って三枚目を演じてもサマになるし、むしろ親しみが持てて好感度もアップする。だが、許せないのは見てくれに反してカッコつけてる奴。何を血迷ってか、フッとニヒルな笑いでも浮かべられた日にゃ、「勘違いしてませんか?」とつっこみたくなる。己を知るって大切よね。


「ジョー・ブラックをよろしく」
監督 マーティン・ブレスト
出演 ブラッド・ピットほか

 人間界に興味を持った死神は、ある青年の肉体に乗り移る。ジョー・ブラックと名乗り、もうすぐ寿命を迎える大富豪を死へいざなう前に、彼に人間界の案内を命じるが、ジョーが何より惹かれたのは富豪の娘。やがて2人は恋に落ちて…。
 どこか純真な死神を演じるブラット・ピット、あぁ、貴方は誰より美しい!あどけない表情で、人間界を珍しがる彼は、かわいい、素敵、かっこいいetc、すべての賛辞を尽くしてもまだ足りない。そのブラピが結婚した時にゃ、ショックを受けた女性は多いはず。でもね、ビデオの中の彼は、永遠に私達のものよ。


「ジョー、満月の島へ行く」
監督 ジョン・パトリック・シャンレイ
出演 トム・ハンクスほか

 さえないサラリーマン・ジョーは、ある日医者から「あと半年の命」と宣告される。どうせ死ぬならと会社を辞め、開き直った彼に、億万長者から世界旅行の資金を出すという話が舞い込む。しかしそれはとんでもない条件付きで…。
 トム・ハンクスとメグ・ライアン初共演のロマンティック・コメディ。この2人ってほんとお似合い。独断と偏見だけど、カップルは見た目が大事!だと思うから。2人の顔やスタイルなどは関係なし、ツーショットのおさまりがいいか悪いかに尽きるのよ。見た感じが「しっくり」なら、まず相性良好…との持論があるも、街中の男を片っ端から鏡の前に立たせるわけにもいかず、クリスマス前だってェのに、私の隣はいまだ空席。


「ショコラ」
監督 ラッセ・ハルストレム
出演 ジュリエット・ビノシュほか

 フランスの小さな街に、ある母娘がやってきて、チョコレートショップを開店する。伝統と規律を重んじる村人たちは最初は、2人を敬遠するものの、美味しいチョコレートのすっかり虜となり、少しずつ変わっていく。
 主役はだんぜんチョコレート!確かにチョコレートって人を幸せにする不思議な力があると思う。ガナッシュ、トリュフ、ホットチョコ、美味しそうなチョコレートの競演を見ているだけで、気持ちがホワッとあったかに。現に私は昔から、落ち込んだりイライラする時には、必ずチョコレートを食べることにしている。すると気持ちが落ち着くの。ただし、この作品とは違い、ジョニー・デップのような男は虜にできなかったけど。


「白い犬とワルツを」
監督 グレン・ジョーダン
出演 ヒューム・クローニンほか

 長年連れ添った妻を突然亡くしたサム。高齢で足も不自由な彼を子供達は気遣い、何かと世話をやくが、寂しさはどうしようもない。そんなサムの前に白い犬がどこからともなく現れる。その犬は不思議とサムの前にしか姿を見せなかったが、やがて…。
 「老人・動物・家族」、私の涙腺を直撃する三大要素すべてが入っているんだもの、泣くなという方が無理な話。でも決して哀しい涙じゃない、登場人物みんながいい人で、その優しさが心にしみて泣けてくるのよ。ハデなロマンスはないけれど、こんな風にじわっと味のある暖かな夫婦になりたいなぁ〜。かろうじて結婚に夢を抱いている私には、希望の光ともいえる作品だ。ささくれだった気持ちを優しく優しくなだめてくれる。

「スリーピー・ホロウ」
監督 ティム・バートン
出演 ジョニー・デップほか

 時は1799年、ニューヨーク郊外のスリーピー・ホロウ村で、首切り連続殺人事件が発生。市警のイカボットが捜査に乗りだすが、村人たちは伝説の首なし騎士の亡霊の仕業と怯えるばかり。果たして事件の真相は!?
 血がドバッでなま首ゴロリン…「ヒエ〜」と言いながらも目が離せない。このオドロオドロしさ、まるで昔のテレビ番組・横溝正史シリーズみたい。そういえば子供の頃、古谷一行の金田一耕介ファンだったっけ。だからジョニー・デップ演じるイカボットもモロ好み。だって2人とも、ハンサムなのにズッコケでにくめないんだも〜ん。男は完全無欠よりも、少し頼りない方がかわいいのよ。顔がよければなおのこと!


「助太刀屋助六」
監督 岡本喜八
出演 真田広之

 助太刀を稼業とする助六。そんな彼が久しぶりに戻った故郷で、またまた頼まれもしないのに助太刀を買って出ようとするのだが…。
 助六役を観て「真田広之ってコミカルな役もできるのね」なんてほざく輩がいるが、何をおっしゃるこの不埒者。思い起こせば千葉真一率いるジャパンアクションクラブ通称ジャックに所属していたその昔、ちょっと軽くてお調子者でにくめない二枚目半こそ、真田広之のハマリ役だったのじゃ。飛んだり跳ねたり宙返り、立ち回りもアッパレ見事、あの頃の彼は輝いていた。その後、演技派へと道を踏み外し?一途な私の心を裏切ったけど、今また助六として昔の彼が帰ってきてくれたのよ。やっぱり私の広之はこうでなくっちゃ!


「スライディング・ドア」
監督 ピーター・ホーウィット
出演 グゥイネス・パルトロウ他 

 主人公のヘレンはある日の帰宅途中、地下鉄に乗れるか乗り遅れるかの一瞬
が、人生の分岐点となってしまう。地下鉄に飛び乗った彼女と乗れなかった彼
女の、2つに分かれた人生がパラレル式で進んでいくラブ・ファンタジー。
 「もしもあの時ああしてたら…」と思うことってけっこうアルアル。何年ぶ
りかの同窓会で「昔、好きだったんだ」なんて言われた時はその最たるもの。
「あの時コイツに決めていたら!?」と慌てても今じゃ相手は人の物…てな経
験、私だけじゃないはずよ。だいたい最近の男ときたら優柔不断な奴ばかり。
勝ち気に見える女ほど待っているのに、好きなら好きとハッキリせい! こん
な風に暴言吐くのは、独り身が骨身にこたえるせいかしら。
「セレンディピティ」
監督 ピーター・チェルソム
出演 ジョン・キューザックほか

 クリスマス直前のニューヨーク、デパートで同じ手袋を手にしたジョナサンとサラは「セレンディピティ」というカフェで偶然、2度目の再会をする。そこで、3度目の出会いも運命にゆだねることに…。
 会えそで会えないニアミス続きにゃ、正直イライラ。そんな常套手段に乗せられるのもシャクだけど、じらされたあげくのハッピーエンドには「あ〜ん、よかった」と胸がキュン。思えばじらされ続けて何年たつことか。運命の人は、いったいどこにいるんじゃい!? セレンディピティとは幸せな偶然という意味だけど、行動しなくちゃ偶然だって起こりようがないわよね。よっしゃ、「出不精」返上! 元気に街を闊歩して幸せな偶然を見つけるぞ!





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