8時35分、その電話は鳴った。息子の担任の先生からだった。まだ学校に着いていないらしい。「今朝、何時ごろ家を出られましたか?」ばくばくばく…「す、少し遅れ気味だったので駆け足で急いで行きなさいとは言ったのですが…お友達3人と一緒に行きました!」「あ、じゃあもうすぐ着くのかもしれませんね。待ってみます」ばくばくばく「おばあちゃん!ちょっとクルマで見てきます!」ばくばくばくぶううううん…。あわててクルマを走らせると、いましたいました、ちょろちょろ脇道から出て来た黄色い帽子が。窓から身を乗り出し、「こらああ!あんたたち何してるの!?さっさと学校に行きなさーい!!」と叫ぶと、悪びれもせず「あ、車だ!乗って行っていい?」とずかずか乗り込んで来た。仕方なく今回だけよ!と言って学校へと車を走らせる。『8時45分頃』門の中へ滑り込み、3匹を車から降ろすとどっと疲れた。さっさと教室に行きなさいよ!と言いながら、自分の出社時間が迫っている事に気づき息子たちと別れる。ところがその日の連絡帳に、『9時40分頃』に教室に入ってきましたとの文字を見て力が抜けた。…学校の中でも1時間近くてれてれ遊びよったんかい!!!
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