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「出番が減った「こどもの中間服」」
 熊本に生まれ育って三十ン年。毎年のことなのに、ついつぶやいてしまう「春はどこへ行った?」。類義語に「秋はどこへ行った?」というのもあるけど、とにかくこの前まで確かに冬だったのに、いきなり夏が来た気分。トレーナーをしまい込んだら、今度は半袖って…変じゃない!? 変よ!! この薄手の長袖シャツを、昼間汗ダラダラで帰ってくる息子に着ろなんてもう言えない? じゃあ、コレいったいいつ着るんだよ。平日は制服でしょ。休みの土日に着るとしても…年間で20回あるかないか? 一着分で考えると年に1、2回!? しかも、1年経ったらサイズが合わない? なんだソレ。なんて効率の悪い服どもだ!! ああ、そうか、だからあんまり磨り減りもせず、綺麗なままのお下がりがいっぱいあるのかしら。やっと私も勉強しました。「こどもの中間服は買わない」ということを。



「阿蘇での披露宴は楽しかったよ〜」
 先日結婚したいとこが、披露宴代わりにお互いの親戚を阿蘇のペンションに招待してくれました。子どもたちは「ホテルにいくの? ホタルにいくの?」といまいち意味がわからない様子だったけど、一面に広がる芝生と阿蘇の山に囲まれたペンションに着いたら大喜び。転げ回るように遊びながら、全員集合を待っていました。ほどなく、熊本市内で着付けたウエディングドレスのまま、いとこたちが到着。「大阪から来てくれたご両親を、阿蘇観光に連れて行ってきた〜」とニッコリ。…って、あ、あんたこのドレスのまま!?と突っ込むと、「うん! なんか知らない人までみんな、おめでとーって言ってくれたのー」とのこと。すげえよ…負けたよ…。その日の夜は、先方のご家族と、うちのいろんな意味で濃い一族との泊まりがけの大宴会。まーもう楽しいなんてもんじゃないくらい楽しい思い出になりました。



「まさか、空腹で倒れるなんて…」
 子ども会会長の任を受けてからというもの、毎日が何をしているのか分からないくらい多忙に。そんなある日、とうとう仕事中にめまいが止まらず、旦那にお迎えに来てもらうことになってしまいました。ふらふらと車に乗り込み、あまりの気持ち悪さに胃液しか出てこないほどつらい嘔吐。しかし、私のアタマの中にはある食べ物しか浮かんでこない。はあはあと肩で息をしながら、心配そうに車を走らせる旦那に言った。「ごめん…信じられないかもしれないけど…ちょっとお店によって…馬刺しを買ってきてほしいんだけど…」。もちろん、馬鹿者!!と一蹴し自宅でうどんを作ってくれたやさしい旦那。しかし、その気持ちを裏切るように、冷蔵庫のスモークサーモンをあさり、ぺちゃぺちゃと食べていたら、なんと復活!! よく考えたら、丸2日ちゃんとした食事をとっていなかった。人生それなりに生きてきたけど、食べるのも忘れるなんて初めての体験。…お願い、誰か助けて。




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