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「信用してよかった!!」

 息子が算数の宿題をするときに、「あのね、オレ見られると緊張して間違えるから、こっちの部屋でするからね。あのね、のぞかないでね」と言ってしばらく引きこもった。まさか奥ではた織りなんてするわけでもあるまいに、ぴしゃりと閉じたドアはなかなか開かない。息子が思春期を迎えたら、こんな感じなんだろうか…と、もんもんと考えながら待つこと30分。「できた!」と言って持ってきたノートには、びっしりと問題と答えが書き込んであった。「オレ、ひっさんの問題を暗算で解いた!」と得意源な息子。あやしい。確か、宿題のプリントには答えが付いていたような気がする。…なぜに人払いをしたのだね、息子よ? しかし、確信のないまま責めるわけにもいかず、「そうなの、すごいね!」と褒めたあと、「どうやってしたの? お母さんにやってみせて」と、とっさに作った3桁の足し算を与えた。すると、「いいよ!」と言ってすらすら解く息子。4桁でもいいよ!と言うので、問題を作ってやりつづけるうちに、10桁の足し算までやりとげた息子。よかった、不用意な一言を言わなくて。





「小さき子の小さくも高いプライド」

 ある日、仕事から戻り急いで食事の準備をしていた時のこと。先にできたポテトフライをとりあえず食卓にのせ、しばらく料理を作ったあと戻って来ました。するとそこには手づかみで立ったまま食べる息子と娘が…。当然ドカン、と雷が落ち、息子はわーい、見つかっちゃった〜♪というような感じでヘラヘラと逃げて行ったのですが、その場に立ち尽くしていたのは娘。見ると、ひっくひっくと大粒の涙を落としながら、カラダが小刻みに震えています。いつも注意されるのはお兄ちゃんで、自分はいい子だと思っていたのに、たまたまちょっとだけお兄ちゃんにつられて犯してしまった立ち食いの罪。ちがうのに、あたしほんとはいけないことって知ってるのに!という思いが、かなりショックだったらしく、食事が始まってもなかなか泣き止みません。「もういいから。今度からもうしないんだよね? だったらいいから。早く食べなさい」と言っても、彼女の傷ついたプライドはなかなかご機嫌を取り戻してくれませんでした。4歳児のプライド、おそるべし。





「娘が緊急入院!!」

 先週、育児日記をお休みしてしまいました。実は娘が緊急入院してしまったため、家も仕事も急にほったらかしのパニック状態になってしまったのです。…その夜、娘は何度もトイレに起きてはお腹が痛いと訴えていました。しかし、下痢するでもなく寝たり起きたりを繰り返し、あんまりお腹が痛いを連発するので明け方5時に病院へ。これはきっと、寝る直前にお父さんの刺身を横取りして食べたヤツがあたったに違いないと思っていたのですが、意外に先生はお腹は見ずに「呼吸が気になります」と胸ばかりを診察。血中の酸素濃度を測ると、96という数値。「普通は、100か99が正常です。このままだと家に帰すわけにはいきませんね」ということで、腹ぐすりをもらって帰るだけのつもりでいた私は、そのままパジャマよろしいカッコで娘に張り付くことになってしまったのです。4泊5日は、そりゃあ長かったです。でも、ずっと24時間点滴をつけたまま耐えた娘がもちろん偉かった。点滴では泣き言を言わなかった娘が、お見舞いに来てくれて3日ぶりにやっと会えたお兄ちゃんと、お別れの時にじわぁと涙をにじませていたのは…さらにたまらんかったです。





「クリスマスはピカピカにのせて」

 娘が無事、退院しました。ずーっと点滴をつけっぱなしだったのに、泣き言ひとつ言わずとてもとても頑張っていました。何かご褒美をとも思いつつ、延ばし延ばしになっているうちにナイスなアイデアが。今年の夏、閉めることになったあるお店のオーナーの方が、屋外用クリスマスイルミネーションをかなりの安価で譲ってくれたのを思い出したのです。めんどくさいからどうしようかなと思っていたのですが、ここは気合いを入れてディスプレイしてみようということになりました。屋根の上から垂れ下がるつらら状の白い光、出窓にはツリーをディスプレイ。白と青の光に彩られた、幻想的な庭…ああ、あれが梅の木だなんて夜になったらバレないわよね…。道路から見ると、なかなかの存在感! いいじゃない、素敵じゃない!! 娘はもちろん大喜び。毎晩ピカピカを見つめながらご就寝です。ただ、大きな間違いに気が付いた。こいつら、年々増殖するんだった。ああっ、欲望に負けてしまう! コレも素敵、アレも欲しい!! ホームセンターにご用心だ!!







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