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長かった妊娠期間にさよならする時がやってきました。
今回から出産にまつわるお話です。 |
| 【すぱいす室から】 |
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スタッフ貴の妊娠日記、番外編を経て出産編が今回から始まります。ほんの一時ではあるものの、沢山のエピソードがある臨月の10ヶ月から退院までの出産珍道中をお楽しみください。現在産前・産後休暇も終わり、貴は無事すぱいす室に復帰。浦島太郎状態での仕事リハビリを受けながら、子育て奮闘中!
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なによなによ、今までなんともなかったのに、いきなりこの妊娠線はなによ! |
突然とがりだしたお腹に、螺旋状の妊娠線。まるで地中探査用のドリルの付いたロボットみたいじゃない! え、下腹の方がすごいって? じゃあ、鏡に映して…。ぎええええ、見えんかったんで知らじゃったあ! ねえ、ねえダーリンこんな私でもいい? ああ、あの頃は良かったわねえ、今よりも20kgは痩せてた。あなただって10kgは痩せてたわ…うっうっうっ。
極限まで大きくなったお腹に圧迫された胃が、逆流を始めた。よみがえるつわりの悪夢。ほとんど食事が出来ない。およそ10kgの肉を体中にまとい、お産が近づくと骨盤にはまっておとなしくなるはずの胎動も,分娩台にのぼって出るが出るまでぼこぼこと蹴りまくり。手足はむくみ、これまた圧迫された膀胱は夜中に何度もトイレへと誘う。妊婦って、妊婦って、かわいそうなのよ。 |
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「まだまだ子宮口が固いね。しっかり歩かなきゃ。ぞうきんがけしてる?」。月イチから週イチになった、いよいよ明日は予定日と言う日の定期検診でガックリ。なんだ、まだなんだ。ちくしょう明日から、毎日1時間歩こう。ぞうきんがけか…。ええい、ワックスがけまでやってやる!…と、決意してふて寝した日の夜のことだった。陣痛の痛みがどんなものか見当がつかなかった私は、何度か便通の痛みの時間を計った事がある。いつまでたっても定期的にならない痛みを何時間も我慢して、もしや…?? と、トイレで出すモノ出したらああ気分爽快。なんだい、うんちかい! 陣痛って、具体的にどんな痛みなの? わかんないのよ! |
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予定日の夜。ベッドに入ってまもなくの午前0時30分のこと、「あ、今までのとなんか違うぞ」という痛みを自覚。時間を計ると、30分おき、15分おき、10分おき…念のためトイレに行ってみる。ちがう、うんちじゃなさそうだ。よし、病院に電話だ!午前3時30分、入院。個室に入る。はっ。このベッドは、そういえば以前入院したとき(妊娠日記2ヶ月参照)硬くて腰痛に耐えきれず逃げ出したあのベッド。ハアハア…あああ痛い!陣痛よりも腰が、腰が痛いい!!出産で腰をやられたらどうしよう。お腹より腰が痛いなんて、出産に影響はないのかしら。いや、今までが柔らか過ぎるベッドだったんだけどさ。いたたたた、こらこらビデオをまわすな! |