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「桃苑(とうえん)」 2007/06/16号
変わらない味を心がけて43年間
「やはり飲んだ帰りはラーメン」と、お目当てのお店を探して、夜の街をぶらつくことがあります。そんな中、熊本中心部の市街地で、最近ある変化を感じています。それは、非とんこつ系のお店が増えてきたこと。私自身、リサーチを兼ねて、街中のラーメン屋によく足を運びますが、とんこつのお店しかなかった以前と比べ、塩、味噌、しょうゆベースの味が楽しめるようになっています。このお店も、あのお店も、食べてみたい。うれしい迷いはしばらく続きそうです。
玉名市役所のすぐ目の前。昭和38年に営業をはじめた『桃苑』は、お昼どきや日曜祝日ともなれば、熊本市内をはじめ、県外からも訪れる多くのファンで賑わっています。お客さんの中には、親子3代にわたって通われている人も多いそうで、かく言う私も息子と一緒に機会があれば訪れています。
「スープは豚の背骨やげんこつ(豚の大腿骨)を使い、私が納得する本当の骨の旨味を出しています」とご主人。43年間いつも変わらない味を心がけているそう。スープに炒ったニンニクチップを加えることで、香ばしさがプラスされ、風味がより引き立ちます。また、熊本では珍しい生卵入りの「デラックスラーメン」は、食べているうちに、卵のとろみが麺にからみつき、ひと味違う食感に。現在、この味を3代目が継承中。これからもこのラーメンを変わらずに食べられることに感謝します! |