メディカルインタビュー 美容皮膚科編

今ではすっかり普及した脱毛。一方で、脱毛・減毛の効果は十分に得られるのか、施術後に肌トラブルが起きないか、心配な人もいるのではないでしょうか。医療機関が行う脱毛について詳しく聞きました。

―医療機関が行う医療脱毛とはどういうものですか。

太田 医療脱毛では、肌のメラニンだけに反応するレーザー機器を使って毛の原基(器官としてまだ分化していない状態の細胞群のこと)を破壊し、脱毛するというのが一般的です。これは、医業で許された行為であり、毛の原基に対する破壊を医療機関以外で行うことは禁止されています。

―減毛の効果がうたえるレーザーも登場しているようですね。

太田 最近では「レーザーの選択的熱作用により長期的な減毛」が認められる新しい機械が登場し、薬事承認を受けたものがあります。

駕町 太田皮ふ科 院長 太田 浩平氏

―薬事承認とは。

太田 医薬品や医療機器に対し、厚生労働省によってその品質や有効性、安全性が認められ、製造・販売が許されたことを指します。

―肌が弱い場合でも大丈夫でしょうか。

太田 脱毛による肌のトラブルは、本来用いるべきでない機械を使うことによって起こるケースがほとんどです。安全性をより求めるのであれば、薬事承認が取れている本来の目的・仕様に合った機械での脱毛治療を、それが正しく扱える医療機関で受けられることをお勧めします。

―費用面も心配です。

太田 自費診療はクリニックによって金額が大きく異なりますので、納得がいくよう、比較検討して決めるとよいでしょう。詳しくはご相談ください。