メディカルインタビュー 産婦人科編


「1人目の子どもは妊娠できたのに、2人目がなかなか授からない」という人がいます。今回は2人目不妊について聞きました。
ー2人目不妊とは。

岩政 1人目は自然妊娠で出産したのに2人目がなかなか授からないというケースを「2人目不妊(続発性不妊)」といいます。最近、2人目ができにくい方が増えているようです。

ーその原因はどんなことが考えられますか。

岩政 女性の体は日々変化しています。例えば、1人目の時には支障がなかった卵管や卵巣の機能などが変化して、2人目の妊娠を望んだ時に妊娠しにくい体になっている場合が考えられます。帝王切開での出産経験がある人の中には、子宮の傷の部分が薄くなり、出血などが起こって妊娠しにくいケースもあります。また、流産から不妊を起こす場合もあります。一度妊娠していることを考えれば、子宮の形の異常など先天性の問題はあまり疑われません。最近では、40歳以上の男性は、精子の濃度や運動率が低下することが報告されています。つまり、体の変化によって起こる原因から突き止めていくことになります。

ソフィアレディースクリニック水道町 院長 岩政 仁氏

ー受診のタイミングは。

岩政 1人目の時から不妊治療をされている方は、次もできにくいかもしれないという覚悟があり、治療にも積極的なものです。しかし、今までまったく不妊症に気付かず過ごしてきた方は、治療が遅れてしまうケースが多く見られます。不妊治療は年齢が進むと難しくなります。1人目をすんなり妊娠したからといって、1年以上も授からないなら、ためらわず専門医に相談されることをお勧めします。