メディカルインタビュー 美容外科編
春は新しい出会いが多い季節。頬や眉間、額のシワを目立たなくすることで、良い印象を持たれたい、自分に自信を持ちたいと望む女性は少なくないそうです。シワの治療法などについて、話を聞きました。
ー今の時季に「シワを治療したい」と希望する方は多いのですか。
長島 はい。顔のシワは目立ちやすいこともあって、新生活を機に、何とかしたいと考えられるようです。そもそもシワは大きく、小ジワ・真皮ジワ・表情ジワの3つに分けられます。小ジワは皮膚が薄い目元や口元に浅く刻まれやすいのですが、スキンケアや生活習慣を見直せば改善が見込めます。これに対し、真皮ジワと表情ジワは、放置していると皮膚に深く刻まれてしまいます。そのため、早めの治療が鍵になります。
ー詳しく教えてください。
長島 真皮ジワとは、加齢や乾燥によって、皮膚がたるんでできるシワのことをいいます。代表されるのが、ほうれい線です。真皮ジワには、水分を保持する役割を持つヒアルロン酸が適しています。ヒアルロン酸を使うことで、溝ができていた皮膚に膨らみを持たせることができます。
ー表情ジワができる原因と治療法とは。
長島 考え事をしているときなどに、無意識に眉間に力が入っているとシワができます。また、まぶたのたるみを引き上げようとすると、おでこの筋肉を使い、結果、額にシワができることがあります。いずれも筋肉の緊張状態が続くことによって、シワが定着してしまいます。このような表情ジワが気になりだしたら、ボツリヌストキシンの注射をおすすめします。ボツリヌストキシンは、シワを作る筋肉をリラックスさせる働きを持っているためです。詳細は専門医にお尋ねください。
ながしまクリニック 理事長 長島 秀幸氏
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