メディカルインタビュー 美容皮膚科編
紫外線量が増えるこれからの季節。顔のシミが増えないかと気にする人は多いそうです。また、薄着になるにつれ、ムダ毛の処理も悩みの種。それぞれの治療法について聞きました。
―シミができる原因とは。
山尾 紫外線を浴びることで肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトは、メラニンを産生します。これが沈着すると、シミになります。紫外線が強いのは夏だと思われがちですが、実は4月ごろから強くなり始めます。例えば「GW中、旅行を楽しんで帰ってきたら、日焼けしていた」という経験がある方は、少なくないのではないでしょうか。日焼けを放置すると、新しいシミができるだけでなく、もともとあったシミが濃くなる可能性もあります。少しでもシミになりそうだと思ったら、早めに処置することをお勧めします。
―治療法を教えてください。
山尾 メラニンを除去するため、真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせて照射します。大きく目立つシミはもちろん、顔全体の小さなシミ、そばかすにも有効です。また、IPLの光にはさまざまな波長が含まれるため、たるみや小ジワの改善も期待できます。肌にハリが出るので、若々しい印象にもなるでしょう。
ワイズ スキンケアクリニック
院長
山尾 依子氏
―脱毛したいときは。
山尾 蓄熱式ダイオードレーザーを使う治療法があります。毛包という、毛根を包む組織に向けて低エネルギーを連続照射することで、しっかりとダメージを与えて脱毛します。この治療法は痛みが少なくて済みます。照射の影響で硬毛化する心配もほとんどありません。個人差はありますが、肌の弱い人でも受けられます。詳しくは専門医にご相談を。
店舗情報
- 住所
- 熊本市中央区手取本町11-1 テトリアくまもと銀染コアビル6階
- TEL
- 0120-741-666
- 店舗ホームページ
- http://www.ys-skin.com/
- 営業時間
- 9時~18時(完全予約制)
- 休業日
- 木曜、土・日曜、祝日は不定休
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