子どもの虫歯を予防するため食事の内容や回数に気を付けましょう
─子どもの虫歯を防ぐために大切なことは何ですか。
甲斐田 子どもの虫歯を防ぐことは、ポイントを抑えれば難しいことではありません。食事の内容や回数に気を付けるなど、親子で生活習慣を見直すことで虫歯を予防することができます。
─食生活で気を付けることを教えてください。
甲斐田 まず、3歳までは砂糖が多く含まれる食べ物や飲み物をできるだけ控えることです。虫歯菌の感染は、乳歯が生えてから3歳頃までの間に起こります。この時期に感染した虫歯菌が少なければ、虫歯になりにくくなります。また1日の食事の回数は3回、おやつは2回まで、を目安にしてください。このおやつには、お茶や水以外の水分の摂取も含みます。飲食の回数が多いと、歯が酸で溶ける時間が長くなり虫歯になりやすくなります。おやつの種類は、あめやキャラメル、ガムなど、歯に付いたり、長時間口の中に入れたりするものは避けることも大事です。
─歯磨きで注意すべき点は。
甲斐田 小学3年生までは、大人が仕上げ磨きをしてあげましょう。小学生になると永久歯が生えてきます。生えてから2~3年の歯は歯質が弱く、虫歯になりやすいので、注意深く磨く必要があります。また、フッ素入りの歯磨きジェルやフッ素うがいの使用もお勧めします。フッ素は、歯質を強くして虫歯になりにくくする効果があります。フッ素ジェルは、上の前歯の乳歯が生えてきた頃が使用開始時期です。夜寝る前、仕上げ磨きをする時に使うとより効果的です。詳しくは専門医にお尋ねください。
ひかる歯科ちえこども歯科 副院長 甲斐田 知映氏
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