メディカルインタビュー 美容外科編
夏の紫外線によってできた「シミ・シワ・たるみ」や、若い頃に入れた「タトゥー」。このような見た目の悩みを、切開せずに改善できる“切らない治療”があるそうです。治療法を詳しく聞きました。
─“切らない治療”とはどのような方法ですか。
山田 主にレーザーや注射などを使って、切開せずに症状を改善する方法です。そのため、体への負担が少なくて済み、傷痕も残りにくいという身体的なメリットがあります。また、入院する必要がなく、すぐに日常生活に戻ることができるという点も特長です。加えて、「切開手術に比べて不安が少ない」と感じる患者さんが多いようです。
─「シミ・シワ・たるみ」の治療はどのように。
山田 シミ治療では、レーザーを照射してメラニン色素を破壊します。しかし、肝斑の場合は逆に色が濃くなるため、正確な判断が重要です。また、シワはちりめんジワや表情ジワなど、状態に合わせてさまざまな方法があります。例えば、ヒアルロン酸を注入してシワの溝を押し上げたり、ボトックス注射で表情筋の動きを一時的に抑えたりできます。たるみには超音波が効果的です。肌の筋層に照射して刺激し、たるんだ皮膚を持ち上げることで解消します。
共立美容外科熊本 院長 山田 雅明氏
─入れ墨(タトゥー)の場合は。
山田 レーザーで色素を破壊し、徐々に薄くします。施術は、2~3カ月に1回の頻度で行います。2~5回の施術でかなり薄くなり、10回以上で目立たなくなります。アートメーク(眉の入れ墨)にも対応できますが、レーザーで消せるのは黒・赤・青・茶の4色のみです。それ以外の色は、切開手術が必要になります。専門医と相談し、症状に合った治療法を選択しましょう。
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