メディカルインタビュー皮膚科編

夏も終わるころ、気がつくとシミが増えたと感じることはありませんか。医療機器を使ったシミの除去で、肌へのダメージを抑えつつ、治療回数も少なくできるという治療法について聞きました。

─肌への負担や治療回数を抑えるシミ治療とは。

野口 シミはレーザー治療が即効性に優れる半面、照射部分にできたかさぶたに1週間ほどテープでのカバーが必要でした。しかし、照射時間が従来のナノ秒からピコ秒に短縮された高出力なレーザーには、標的の色素粒子は破壊し、周辺組織へのダメージは最小限に抑える特性があります。また、粒子をより細かく破砕できるため、大きな粒子の破壊後に残っていた粒子に何度も照射しなくても済み、治療回数が減らせます。

─治療時に痛みはありますか。

野口 レーザーの痛みは照射時間に比例するため、時間短縮により軽減されます。照射はゴムではじかれた程度の感覚で、麻酔なしで行うことがほとんどです。施術後は30分~40分ほど、患部に違和感やひりつきを感じることもあります。

─治療の流れを教えてください。

野口 最初にカウンセリングを行います。治療を希望されるシミは複数あることが多く、肝斑などは両頬に左右対称に広がっています。しかし、一度に多数の照射を行うより、最も気になる部分を特定し、納得の上で治療を始められた方がよいでしょう。レーザー照射後は一時的に患部が赤くなったり黒ずんだりしますが、数時間後にはお化粧でカバーでき、洗顔や入浴なども問題ありません。その後は1~2カ月で徐々に薄くなり、1回で治療が終わるケースもあります。治療は保険適用外ですので、詳しくは医師までご相談ください。

のぐち皮ふ科 院長 野口 博光氏

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