【410号】すぱいすフォーカス – ひと手間でもっとキレイに! 年齢に負けない 大人Make(メーク)
今までのメークが似合わない、肌の悩みが年々増える、流行の色に手を出すのが怖い…。迷走しがちな30代~40代の大人のメーク。今っぽく、若々しく、しかも痛々しくならないメークのコツを教えてもらいました。
ひと手間とアイテムで悩みをカバー
「年を重ねると、シワやシミ、フェースラインのゆるみなど悩みが増えますよね。メークの時にちょっとしたコツをプラスすることで、悩みをカバーでき若々しくなりますよ」と話すのは『PALeTTE(パレット)』代表の大野ゆみこさん。さらに、スキンケアは年齢に合ったものを使い、簡単なマッサージをするなど、少しの手間でメークのノリがグンと変わるといいます。
また、アイシャドーの前に使うアイシャドーベースやリップクリーム、毛穴をカバーする部分ファンデーションなど、アイテムを一つ加えることもポイントだとか。「大人メークのコツは、メークアップはシンプルに、見えない部分には手間暇をかけること。仕上がりが良くなるだけでなく、気分も上がるし、3年後の姿も変わってきますから」
教えてくれたのは
大野ゆみこさん
ヘアメークアップスタジオ「PALeTTE」代表。テレビ番組やCM、ブライダルなどで活躍中
CHECK
いつものメーク
お悩み
シミやフェースラインのゆるみが気になる39歳。年相応でもハツラツとした、学校行事でも浮かない上品メークが希望。
モデル
佐藤明日香さん
アイライン
ナチュラルに仕上げて重たい目元をイキイキと
目頭から中央へ、目尻から中央へと2段階に分けて
目元を引き締めるアイライナーは、まつげ生え際より内側に。引きやすいジェルライナーがおすすめ
アイラインが付いた綿棒で、下まぶたのラインにも
アイラインを綿棒でぼかした後は、そのままスーッと目尻の先まで引き上げるアイブロー
濃すぎないふんわり眉で明るい表情に
アイシャドーの他に、ベージュ系のアイブローマスカラもおすすめ
アイブローで眉を描いた後、明るめの色のアイシャドーをのせると柔らかい印象に
下のラインを整えるだけでキレイに見えます
キレイに描けなかったアイブローは、フェースパウダーで補正しましょうチーク+シェーディング
顔の形を整えて、見た目も気持ちも幸せ感あふれる頬に
佐藤さんには頬にローライト、あごにハイライト
張っている部分にローライト、細い部分にハイライトを入れて卵形のフェースラインをつくります
黒目の下にブラシを置き、横にぼかすように
チークはナチュラルなコーラル系の色をチョイス。イキイキとした肌に仕上がりますリップ
仕上げの口紅は色で遊ぶ! 初挑戦の色も、グロスをプラスすれば肌なじみもアップ
リップグロスは中心部に少しだけ。ポンポンと軽く
口紅を塗る前に、保湿用リップクリームを。縦に塗ることで、唇の縦ジワも解消できます
メーク前にマッサージ
耳のまわりから頭
顔とつながる頭皮のマッサージもたるみ防止に。指を当て、耳の裏やこめかみから後頭部にかけて、ゆっくり円を描くようにマッサージします
顔
フェースラインのたるみには、鼻を中心に外に向けてマッサージ。小鼻の横から頬にかけて軽くプッシュするとほうれい線に効果的
首からデコルテ
耳の下に手のひらを軽く当て、首の横から鎖骨にかけてやさしくほぐし、鎖骨の下から脇の下に流します。小顔効果や首シワ防止に
大野さんおすすめ!
プラスのアイテム
大人メークには“プラスのワンアイテム”が必要と話す大野さん。でも何をプラスしたらいいの…? 教えて!!
目元・口元のシワをないことに!
大人の肌はシワや毛穴など気になる部分がいっぱい。それをリセットしてくれるのが、部分ファンデーション。気になる凹凸をフラットにして、上に重ねるファンデーションを均一に仕上げてくれます。(今回使用したのは、資生堂/ポア スムージング コレクター)
夜のお手入れの際にはシワ改善クリームを目元に。シワの改善に有効な成分を配合し、潤いのある輝く肌に導いてくれますよ。(今回使用したのは、エリクシール/シュペリエル エンリッチド リンクルクリームS)
まぶたのくすみを消し去って
まぶたがくすみがちな人には、アイシャドーの前にアイシャドーベースを塗るのがおすすめ。アイシャドーの発色を良くし、くずれを防ぎます。美容液成分配合のものもあるので、まぶたの乾燥を防いでくれますよ。(今回使用したのは、ルナソル/アイリッドベース)
荒れた唇に潤いバリア!
皮脂膜がほとんどない唇は、水分が蒸発しやすく、乾燥が気になる部分。唇のケアには、保湿用リップクリームで皮膚の表面をしっかり覆い、潤いを閉じ込めましょう。(今回使用したのは、ロコベースリペア/ロコベースリペア リップクリーム)
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