子どもの目は、生まれてから10歳くらいまでの間に急速に成長するといわれています。健康な目を形成するために必要なことを、親子で学んでいきましょう。

よねざわ眼科 院長

犬丸 淳子さん


ー子どもの目に異変がある場合、しぐさや外見などで気付くことができますか。

お子さんの目がよく見えていないとき、下記のようにしぐさや目の外見などから分かるサインがあります。日常生活の中でこれらを見逃さず、気になる症状があれば早めに眼科を受診してください。

しぐさ

  • 動くものを目で追わない
  • まばたきをしない
  • 物を見るときに、片方または両方の目を細めている
  • 首をかしげるようにして見る
  • 横目で見る
  • いつもまぶしそうにしている
  • テレビを極端に近くで見る
  • 片方の目を隠すと嫌がる

外見

  • 両方の黒目が寄っている
  • 黒目の方向がずれている
  • 眼球が振動している
  • 目の大きさが左右で異なる
  • 目の表面や中が濁っている など


—生活の中で、子どもの目の健康のために気を付けることは。

近視の予防としては、1時間ほど読書や勉強をしたら10分間、目を休ませるなど、長時間近い距離でものを見ないことが大切です。特にスマートフォンを見たり、ゲームなどをしたりする時間が長くなると、目に負担がかかるので40分以上続けて使用しないことを心掛けましょう。本を読むときは、姿勢を正して本を30cm以上離して読む習慣を付けるといいですね。この時、部屋の照明は極端に明る過ぎたり、暗過ぎたりしないように。外で運動するなど目をリラックスさせることはもちろん、症状によっては適切なメガネを着けることも重要です。

お子さんの目に合ったメガネを選ぶには、目の状態を正しく知るために医師の診断が必要です。
弱視や斜視、先天性の目の異常などが見られた場合、保険適用でメガネを作ることもできます。


第3回のテーマは

第3回のテーマは「子どもの弱視」についてです。
掲載は5月21日付を予定しています。