[メディカル百科]美容外科編

顔のたるみや、シミ、ニキビ痕など、容姿の悩みは尽きませんよね。マスク生活が続き、毛穴の開きといった肌荒れが気になる人も多いようです。治療方法について、詳しく話を聞きました。

─シミやたるみを、負担を少なくして治療する方法はありますか。

マッサージピールなら、肌への負担が少ない治療ができます。従来のピーリングと違い、肌を剝離せずに真皮層に作用してコラーゲンを生成させることで、肌に弾力や潤いを与え、シミやたるみを改善させます。ダウンタイムも少なく、治療後すぐにメークができます。

─マスク生活による肌荒れが気になる人が多いようです。

マスクの摩擦で、肌が荒れてしまうことがあるようです。ピコレーザーによるフラクショナル照射(自由診療)は、レーザーによる出力で皮膚にごく小さな傷穴を開け、その傷穴を修復する力で肌質を改善させます。毛穴の開きや小ジワ、ニキビ痕の改善のほか、肌にハリが出る効果も期待できます。痛みは少なく、照射時はゴムではじかれたような感覚が伴います。

─肌質改善の治療は、他にはどんなものがありますか。

赤ちゃんの体の中に多く存在するとされる、細網線維というヒト由来コラーゲンや、PCL(ポリカプロラクトン)という製剤を注入する方法があります(いずれも自由診療)。ヒト由来コラーゲンは皮膚になじみやすく、肌の水分量を適度な状態に保たせます。PCLは、真皮層や皮下組織に注入することでコラーゲンの産生を促進させます。いずれも、肌のハリや小ジワ改善などの効果が期待できます。専門医に相談しながら、自分に合った治療法を見つけましょう。

ながしまクリニック 理事長・医師 長島 秀幸氏