[メディカル百科]美容外科編

普通の表情をしているのに不機嫌だと思われる、実年齢より老けてみられるなど、良くない印象は与えたくないもの。そんな悩みを解決する治療法に新たな選択肢ができたそうです。専門医に詳しく聞きました。

─ボトックス注入治療とはどのような治療法ですか。

ボトックスは、主に筋肉の過剰な働きを抑える効果を持ち、表情筋によるシワの抑制、小顔治療、ふくらはぎを細くする美脚治療、多汗症治療などに広く使用されています。切開せずにボトックスを注入するだけのボトックス注入治療は、傷痕の心配やダウンタイムもほぼない、より気軽に受けることができる画期的な治療法と言えそうです。

─表情で良くない印象を与えてしまうのは深刻な悩みです。

加齢や生活習慣などの要因で口角が下がると、普通の表情をしていても不機嫌な印象を与えてしまいます。口角から下に伸びるシワが目立つためで、口角挙上ボトックスが有効です。口角を引き下げる作用を持つ下顎周辺の筋肉、口角下制筋にボトックスを注入することで働きを抑制し口角を挙上させます。顔全体が明るく生き生きとした印象になります。

─他にもありますか。

人中短縮ボトックスがあります。鼻の下の長さを引き締め短く見せることで、締まりのある若々しい顔立ちに整えます。他にもヒアルロン酸を注入することでシワを目立たなくしたり、鼻に高さを出したり、唇や涙袋にボリュームを出したりすることも可能です。これらの注入治療は、医師の持つ技術により仕上がりはもちろん、リスクにまで大きな差が出ます。血管の位置や骨格を正確に把握した外科の専門知識や経験を持つなどの医師選びがとても大切です。専門医にご相談ください。

ハニークリニック 院長 木村 文彦氏