[メディカル百科]美容外科編

年末年始は、日頃会わない人とも接する機会が増えます。気になるのが見た目の印象です。今回は痩身(部分痩せ)、豊胸、シミ・シワ・たるみの治療、入れ墨除去の〝切らない治療〟について専門医に聞きました。

─手術をせずに痩身治療はできますか。部分痩せも可能でしょうか。

脂肪細胞を溶かす注射や、脂肪細胞を冷凍して破壊する方法なら切らずに治療できます。これらは施術部位が選べるので「二の腕を細くしたい」「下腹部をへこませたい」といった部分痩せも可能です。

─豊胸治療はどのように。

ヒアルロン酸をバストに注入する方法があります。注入量や注入箇所を微調整することで、希望に近いバストを実現することが可能です。また、事前に吸引した自分の脂肪を注入する方法もあります。脂肪は、注入前に不純物などを取り除くことでより生着率が高まります。

─シミ・シワ・たるみも切らずに治療できますか。

シミの場合、レーザーを照射してメラニン色素を薄くしていきます。ただし肝斑のように逆に濃くなるものもあるため、正しい診断が必要です。シワにはヒアルロン酸を注入して皮膚の奥からシワの溝を押し上げる方法を用います。たるみには極細の針と医療用の糸を使って皮膚の内側からたるみを引き上げる糸リフトが有効です。

─入れ墨(タトゥー)を除去したい場合は。

レーザーを使い色素を破壊し徐々に薄くします。アートメーク(眉の入れ墨)も取り除けますが、消せるのは黒・赤・青・茶の4色です。切らない治療は、体への負担を軽減でき、ダウンタイムも少なく、入院の必要もありません。治療法の詳細については専門医にお尋ねください。

共立美容外科熊本 院長 山田 雅明氏