[メディカル百科]美容外科編
「顔のたるみや目の下の膨らみが原因で、老けて見られる」「パッチリ二重や高い鼻に憧れる」。そんな容姿の悩みを持つ人は、年末年始の長期休暇などを利用して施術を受けることが多いそう。治療法について話を聞きました。
─顔のたるみを切らずに引き上げる方法を教えてください。
皮膚の中で溶けるよう加工された糸を使って、フェースラインのたるみを引き上げていきます。多方面に向く突起が付いている糸の場合、この突起が皮膚組織に引っかかることで、しっかりリフトアップできます。また、皮膚組織が刺激されることによりコラーゲンの生成も促進され、肌にハリが出ます。
─一重まぶたを二重まぶたにするには。
まぶたを糸で縫い付けて二重にする埋没法があります。通常、まぶたを3点留めしますが、その人の骨格や、皮膚・脂肪の付き方などによっては治療法を変える必要があります。
─目の下の膨らみで悩んでいる人も多いそうですね。
若くても、目の下の膨らみのせいで疲れた印象を与えたり、たるみやクマがあるように見えたりすると悩む方がいます。それらの多くは目の下の脂肪が原因。下まぶたをめくったその内側を数mm切開し、脂肪を取り除くことで改善が望めます。
─鼻の形を整える方法は。
だんご鼻が気になる場合、まず、鼻の穴の縁に数mmの切り込みを入れます。鼻柱(鼻の穴の間にある軟骨部分)の余分な脂肪を取り除き、左右の軟骨を縫合してシャープな鼻にします。鼻の穴を小さくするときは、鼻の穴や鼻翼(鼻の両側の膨らみ)の一部を切り取ります。この他、小さなメッシュボールを鼻先に入れることで自然に鼻先の形を整える方法もあります。詳細は専門医にお尋ねを。
ながしまクリニック 理事長・医師 長島 秀幸氏
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