[メディカル百科]脳神経外科編

脳の血管が破けたり、詰まったりすることで脳の働きに障害が起こる「脳卒中」について、専門医に聞きました。

─「脳卒中」とはどのような症状を指すのですか。

脳卒中は、大きく脳の血管が破れる脳出血や、くも膜下出血と、脳の血管が詰まる脳梗塞に分けられます。脳出血、くも膜下出血は、発症前にほとんど症状がなく、突然発症し進行が速いのが特徴です。治療が遅れると命に関わるので、早急な対応が必要です。脳梗塞は、初期症状として言葉のもつれや、手足のしびれなどが起こりますが、早めの診断、治療ができると大きな後遺症を残さず回復するケースも多いです。いずれの場合も、時間の経過とともに症状はより重篤となり、まひや言語障害など日常生活に支障を来す後遺症が残ることがあります。

─若い世代の「脳卒中」が増えているそうですね。

「脳卒中」というと、以前は年齢とともに発症する高齢者に多い病気と思われていましたが、今は40代の働き盛りの人が発症するケースが増えています。その背景としては、食の欧米化や運動不足などの生活習慣病、喫煙などが関係すると考えられています。

─脳卒中を予防する方法は。

バランスの良い食事に適度な運動を心掛けることはもちろん、血圧をチェックすることが特に重要です。高値血圧が130を超える人は、定期的な血圧管理をしながら、年に一度は必ず定期健診を受けることをお勧めします。また高齢になると、外に出るのがおっくうで運動量が減ってしまうという方もおられます。当院では、脳卒中などの予防のためのリハビリなどを行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。

えず総合診療所 理事長・院長 木村 浩氏

木村 浩 院長

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