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女性の薄毛の症状はさまざま 医師の診断で状態に合った治療を

駕町 太田皮ふ科 院長 太田 浩平氏
駕町 太田皮ふ科 院長 太田 浩平氏

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[メディカル百科]美容皮膚科編

女性の薄毛といっても、髪全体のボリュームの低下や頭頂部の脱毛など、症状はさまざま。医師の診断を受け、症状に合った治療を初期の段階で行うことが重要なのだそうです。詳しく話を聞きました。

─女性の薄毛の原因について教えてください。

薄毛は男性特有の症状だと思われがちですが、薄毛に悩む女性も多いです。女性の薄毛は、主にホルモンバランスの乱れが原因として考えられます。遺伝やストレスが原因になっている薄毛の場合も、血流の低下やホルモンバランスが多少なりとも関係しています。

─薄毛にはどのような症状がありますか。

部分的ではなく、全体的に髪が抜けてしまう「びまん性脱毛」が症状として多いです。最初に薄くなるのはつむじ部分で、その後全体のボリュームが減り、髪が細くなります。このほか、加齢で女性ホルモンが減ることで、元々ある男性ホルモンの影響が強く出て頭頂部の脱毛症状が現れる「FAGA」や、産後2カ月ごろから脱毛が始まり、1年程度で収まることが多い「分娩後脱毛症」などがあります。

─治療方法を教えてください。

薄毛は放っておくと進行してしまうため、初期の段階で治療を行うことが重要です。症状があまり進行していない場合は、今生えている毛髪を維持するために育毛剤を使用します。反対に症状が進んでいる場合は、発毛剤で新しい毛の発毛を促し、毛量を増やす治療を行います。しかし、全ての方が同じ薬で改善するわけではないため、医師が頭皮と頭髪を見て、今の状態でどの薬が必要かを判断することが大切です。薄毛治療については経験豊富な医師にお尋ねください。

駕町 太田皮ふ科

住所熊本市中央区安政町5-15 マリアビル4階・5階
TEL096-211-0200
店舗ホームページ https://www.otahifu.jp/
営業時間10時~13時、14時~18時
休業日水、木曜※日曜祝日は予約診療です

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

駕町 太田皮ふ科 院長 太田 浩平氏

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この記事を書いた人

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