リハビリテーション科編

日常的に腰の痛みを抱えている人は少なくないのでは。その原因の一つ、変形性腰椎症について専門医に詳しく聞きました。

─高齢者によく見られるという変形性腰椎症について教えてください。

加齢に伴い、体重の負荷などによって、背骨の部分である椎体、もしくは背骨にあるディスク上の椎間板が変形して腰痛を引き起こす病気です。高齢の方は特に骨がもろくなる骨粗しょう症を合併していることも多く、日常の動きの中で、腰に負担がかかることで、容易に圧迫骨折につながる場合もあります。

─受診の目安は。

変形性腰椎症の場合、痛みをかばう姿勢になり、普段使わない筋肉が過剰に働いて症状が悪化するケースがあります。それを防ぐためにも、いつもと違う腰の張りや痛みを感じる場合は、放置せず、受診されることをおすすめします。危険なのは、神経症状が出たときです。治療が遅れると後遺症が残ることも。急に感覚が鈍くなった、筋肉が動かしにくくなったなどの症状が出たときは、迷わず受診してください。

─どのような治療が行われますか。

痛みが強い場合は、電気治療、ホットパックなどの物理療法で痛みの緩和を目指します。また痛みにより、日常の運動量が減っている方は、痛みがない部分の筋力が落ちないよう注意が必要です。患部に十分配慮した上で、特に筋力が落ちやすい足回りを中心とした適切な運動方法や痛みを回避する動作方法を指導するほか、一緒に運動やマッサージなどを行います。このようなリハビリを希望される場合、医師の診察・リハビリの処方が必要です。痛みや体の動かしにくさなどでお困りの方は、気軽に専門医にご相談ください。

えず総合診療所 理事長・院長 木村 浩氏

木村 浩 院長

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