耳鼻咽喉科編

発熱や耳だれ、耳の痛みを伴う中耳炎。子どもに多い病気で、風邪やインフルエンザが流行する時季は特に注意が必要だそうです。専門医に症状や治療法などについて聞きました。

─これから冬にかけて中耳炎を患う子どもは多いようですね。

喉や鼻に付いたウイルスや細菌が、耳管を通って耳に入り込み炎症が起きることを急性中耳炎といいます。子どもが中耳炎になりやすいのは、耳管が短く、咽頭まで緩やかな傾斜で伸びていることで細菌などが侵入しやすくなるためです。鼻汁を伴う風邪と合併して発症することが多く、特に今冬は2~3年ぶりにインフルエンザが流行する兆しが見られるため、中耳炎への注意も必要です。子どもの耳の状態にも注意を払い、「なかなか熱が下がらず機嫌が悪い」「しきりに耳を気にする」などの異変に気付いたら早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

─治療法を教えてください。

急性中耳炎は、抗生剤や鼻の薬、点耳薬で治療します。炎症がひどい場合は鼓膜を切開して膿を出します。中耳炎は治ったように思えても、完治していないことが珍しくありません。最後まできちんと治療を受け、経過観察することが重要です。また中耳炎の予防には、普段から鼻の通気性をよくしておくことが効果的です。鼻をかむことができない子どもの場合は、市販の吸引器などで鼻水を取り除きましょう。

─他に、これからの時季に注意が必要な症状はありますか。

毎年2月ごろからスギ花粉が飛散し、花粉症の患者さんが増えます。鼻炎治療の一つにレーザー治療がありますが、治療ができるのは花粉シーズンが始まる前までです。詳しくは専門医にご相談を。

熊本東耳鼻咽喉科クリニック 院長 隈元 友紀子氏

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