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新生活が始まる前に、「ICL手術」でコンタクトを卒業【メディカル百科】

眼科こがクリニック 院長 古賀 貴久氏

目次

眼科編

コンタクトレンズに代わる近視治療として注目を集める「ICL手術」。両眼約20分の手術でコンタクトを付けているような見え方が実感できるそうです。専門医に詳しく聞きました。

眼科こがクリニック 院長 古賀 貴久氏
─この季節はコンタクトレンズを使っていると困ることが多いですね。

花粉が飛散する春先は、目がゴロゴロするなど不快感に悩まされる人が多くいます。また空気の乾燥からドライアイ症状を感じやすく、コンタクトを使うとさらに不快感が強くなります。コンタクトは毎日の正しいケアを怠ると重大なトラブルにつながることもあります。熊本地震を経験し、避難所や自宅で断水の際に、不便さを感じたという人も多かったと思います。

─コンタクトに代わる近視治療があるとか。

薄く目に優しい素材で作られたレンズを眼内に移植し近視を治す「ICL手術」です。レーシック手術のように角膜を削ることなくレンズで矯正します。手術の翌日には、コンタクトを装着しているようなクリアで質の良い見え方を体感できます。レーシック手術で角膜を削ると元に戻すことはできませんが、この手術では万が一、見え方に満足できなかったらレンズを取り出せば術前の状態に戻すことができるので安心です。また、コンタクトのような面倒なお手入れの必要もなくなります。

─どのような人が手術できるのでしょうか。

近視の進行が止まる21歳ごろから、老眼が始まる45歳くらいまでの人が最も適しています。レーシック手術ができなかった角膜の薄い人や強度の近視、レーシック手術後に近視が戻った人も手術可能です。手術は片眼約5分~10分、両眼でも20分程度です。目薬の麻酔を使いますが、不安が大きい人にはリラックス効果と痛みを和らげる低濃度笑気麻酔を使用するので安心です。

─手術には高度な技術が必要と聞きました。

ICL手術は眼科医なら誰でもできるというものではありません。認定医制度があり屈折矯正手術に対する知識と理解、白内障手術などの十分な経験と技量がある眼科専門医のみが認定され、手術を行えます。

─新生活が始まる前にコンタクトを卒業したいという人もいるのでは。

職種によってコンタクトが使用できない人やスポーツ選手などはもちろん、就職など新生活に向けて心機一転、毎日のケアから解放されたいと希望する人もいます。治療費は、乱視がない場合は両眼66万円、乱視がある場合は両眼72万円です(自由診療)。もし、レンズの入れ替えなど、追加の手術が必要な場合も、術後3年間は無料です。詳しくはHPを参考に。またICL手術を受けた職員が8人いますので、何でも気軽にご相談ください。

ICL手術を受けた副院長と職員
店舗情報

眼科こがクリニック

住所熊本市中央区八王寺町40‐5
TEL096-377-1701
営業時間(受付)月~木曜 8時30分~11時、13時30分~16時30分 金・土曜  8時30分~11時30分
休業日金・土曜午後、日曜、祝日
HPhttps://gankakoga.com
インスタhttps://instagram.com/gankakoga_clinic?igshid=YmMyMTA2M2Y=

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記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

眼科こがクリニック 院長 古賀 貴久氏

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