切らずに照射するだけの脇汗・ワキガ治療 傷痕を残さず汗腺を破壊、即効・持続性にも期待【メディカル百科】

─切らない脇汗・ワキガ治療とはどのような治療ですか。

従来の脇汗やワキガの治療は、患部を切開し汗腺を取り除くといった大掛かりな手術が必要でした。痛みや術後のダウンタイム、傷痕が残ってしまうといったリスクがあり、ハードルの高い施術でした。当院では、脇汗治療器として厚労省の許可を得ている機械を脇に当てるだけで治療ができる、先進の技術を使用した脇汗・ワキガ治療法を採用しています（自由診療／30万8000円～52万8000円）。

─詳しく教えてください。

マイクロ波を患部に照射し、汗腺を焼灼・凝固させることで汗が出るのを元から断ちます。汗腺が多くある皮膚の層にエネルギーを集中させ、同時に冷却と吸引による皮膚の引き伸ばしを行うことで肌へのダメージを極力抑えつつ高い効果をもたらすことが期待できます。汗腺を破壊するため即効性があり、基本的に一度の施術で完了します。効果も長期間にわたって持続し、傷痕の心配もなく、ダウンタイムも短い新しい形の治療と言えます。

─施術中の痛みが気になります。どうですか。

当院では、皮膚の構造を熟知した外科医による適切な麻酔により、痛みや皮膚へのダメージも最小限に抑えます。またそうすることで高出力の照射も実現できます。暑くなり汗やニオイの悩みが本格化する前のこの時季から治療を始めることをお勧めします。まずは専門医にご相談ください。