メディカルインタビュー 歯科編
歯を失い、インプラント治療に踏み切る人が近年増えていますが、中には治療中、歯がない状態が続くのではと、心配に思う人もいるようです。治療のプロセスや費用などについて、専門医に聞きました。
―インプラント治療中、歯がない期間があるのでしょうか。
前田 インプラント治療期間中は仮歯を入れるため、基本的に歯がない状態は1日もありません。見た目の遜色もないので、安心してください。顎の骨や口腔内の状態によって異なりますが、仮歯は、両隣の歯と仮歯を接着して取り付ける方法や、インプラントを埋め込んだ上にネジで固定する方法があります。顎の骨量が不足し、骨の移植が必要になる場合などは、仮歯の使用が難しくなるため、着脱式の入れ歯を装着することもあります。仮歯の場合、使用中の違和感はありませんが、入れ歯だと、着け心地に多少、違和感があるようです。
―仮歯は早くて、抜歯後、どれくらいで入れられますか。
前田 歯を失ったその日のうちに入れられることもあります。たいていの場合は、歯を抜く前に型取りをし、仮歯を準備するよう治療プランを組み立てていきます。顎の骨に埋め込んだインプラントと骨が結合するまでの2~3カ月間は仮歯で過ごすことになります。
―仮歯や入れ歯の費用はどれくらいですか。
前田 インプラント治療自体が自費診療となり、病院によって異なりますが、仮歯1本につき、1万5000円、着脱式の入れ歯は5万円程度です。治療に不安を抱えている人は、専門の医師に相談し、治療プランを立ててから、治療に踏み切ってみてはいかがでしょうか。
熊本パール総合歯科クリニック 理事長/総院長 前田 明浩氏
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- ※無料託児ルーム(要予約)完備 ※大江院、宇土院、桜町院もあり
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