メディカルインタビュー 美容皮膚科編

いつの間にか現れる首イボや盛り上がった顔のシミ。治療を受けるかどうか迷う場合もありますが、たいていは保険適用で治療が可能だそうです。首イボやシミの治療法について聞きました。

首のイボは治りますか。

太田 首にできるイボは正式には軟線維腫(アクロコルドン)といって、良性の腫瘍です。老化現象の一つと諦めて、外出の際は首元を隠す人も少なくありませんが、クリニックで正しい診断を受けた後、炭酸ガスレーザーにより除去することができます。保険治療が適用されますので、詳しくはクリニックに相談してください。

シミの治療について教えてください。

太田 ひとくちにシミと言ってもいろいろな種類があります。シミのほとんどは、紫外線が原因の「脂漏性角化症」と「老人性色素斑」、女性ホルモンのバランスが乱れてできる「肝斑」、ニキビ痕がシミとなって沈着した「炎症性色素沈着」、遺伝的な体質による「雀卵斑(そばかす)」の4種類に分けられます。シミができると美白化粧品を使うという人も多いのですが、盛り上がったシミや真皮層にできた深いシミは、化粧品で治すことはできません。また、治療に使用するレーザーにも、いろいろな種類があります。症状に適したレーザーを照射しないと、思うような結果は得られません。治療後のかさぶたが目立たないように隠したいという人には、紫外線を防ぎ、お化粧もできる保護テープがあります。

駕町 太田皮ふ科 院長 太田 浩平氏

注意点はありますか。

太田 シミやイボだと思っていたら、実は悪性腫瘍だったというケースもありますので、安易な自己判断は禁物です。詳しくは医師にご相談ください。