─医療アートメークについて教えてください

木村　主に眉やアイラインに施します。表皮部分に眉やアイラインを描くように染料を入れることで、化粧をしたような美しさを保つことができ、ノーメークのまま外出ができるようになります。洗顔や汗で落ちることはありません。

─仕上がりが気になります。

木村　医療従事者のみが習得できる資格を有したアートメークアーティストが、顔のバランスを見ながら、納得いくまでカウンセリングをしていきます。眉は本物の毛並みのように描く技術とグラデーション技術を駆使し、自然で美しく立体的な色やデザインに仕上げます。多種多様に描くことが可能で、より自眉のような仕上がりを望まれる方には、2Dと3Dを組み合わせた4D技術を用いて、より自然で立体感ある眉に仕上げることが可能です。

─治療期間はどのくらいですか。

木村　まずは形や色など患者様のご希望を十分にヒアリングします。治療は後日、より自然に仕上げるため状態を見ながら2～3回に分けて行います。眉毛が元々薄い方や加齢とともに減ってきた方、メークが苦手な方、メークの時間を短くラクにしたい方、ジムやスポーツ時の汗などで化粧崩れが気になる方などからの相談がとても増えています。医療機関では麻酔クリームや笑気ガスなどがあるので、痛みに不安な方でも安心して治療を受けられます。詳しくは、気軽に専門医にお尋ねください。