メディカルインタビュー 歯科編

歯の色が生まれつき黄色かったり、加齢とともに黄色く変色してしまったりして、悩んでいる人が少なくありません。白い歯を取り戻すホワイトニングについて、詳しく聞きました。

─健康な歯を保つためにメンテナンスをする人が増えてきました。

中原 そうですね。ひと昔前は「歯医者さん=痛くなってから行く所」と思っている人がほとんどでしたが、最近は定期的に歯石を取るなどメンテナンスの大切さを認識し始めた人が増えてきました。清潔で健康な口腔環境を保つことは大事なことです。しかし、それと同じように着目してほしいのが歯の“美しさ”です。肌や髪、爪などのケアには時間やお金をかけて手入れをしている人も多いですが、それと同じように自分の歯に手間をかける人は、まだまだ少ないのが現状です。

─歯の色が気になり、口を開けて笑えない人もいるそうですね。

中原 歯の色素沈着は加齢によるものもありますが、コーヒーやお茶、たばこなどの嗜好(しこう)品で色素が歯の内部に取り込まれ、黄色く見えるというケースもあります。表面の着色は研磨などで取り除くことができますが、内部に取り込まれている場合や、先天的な色の悩みは、ホワイトニングをすることで改善が期待できます。白く輝く歯を手に入れると気持ちも晴れやかになり、再び口を開けて、すてきな笑顔で話せるようになりますよ。

─ホワイトニングの治療の流れを教えてください。

中原 初めに、かぶせ物や詰め物、歯茎の状態など、口腔内をチェックして、歯石がある場合は取り除きます。その後、歯の色をどこまで白くできるかカウンセリングを行い、いよいよホワイトニングの開始です。まず、歯肉を保護するため、専用のジェルを塗ります。次にホワイトニングジェルを塗布して光を照射します。個人差はありますが、約1時間ほどで完了します。1日でホワイトニングができることに驚かれる人も多いんですよ。歯の色を継続するためには、約半年に1回の間隔でホワイトニングされることをお勧めします。また、自宅で日常的に歯の色を継続できる、マウスピースを使ったホームホワイトニングもあります。費用は自費診療になるので、詳細を事前に確認すると安心です。

─銀歯を白い歯に詰め替える治療もできるそうですね。

中原 セラミックを使用した保険外の詰め物もありますが、今は保険適用のプラスチックを使用し、銀歯を白い詰め物やかぶせ物へ変更ができる場合があります。歯の見た目の美しさが保てると、きっと自分の笑顔に自信が持てるはずです。詳しくは専門の歯科医に気軽にご相談ください。

中原歯科クリニック 歯科医師 中原亜由美氏

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