メディカルインタビュー 歯科編

歯が全くない、失った本数が多いという方への治療法は、これまで総入れ歯やインプラントが主流でした。最近「インプラントオーバーデンチャー」と呼ばれる治療法が注目を集めています。詳しく教えてもらいました。

─「インプラントオーバーデンチャー」とはどんな治療法ですか。

総入れ歯を使用中の方の悩みの多くが「安定せず噛(か)みにくい」というもの。時間とともに骨が痩せてしまうことで横揺れや浮き上がりが起きやすく、使っているうちに合わなくなることもよくあります。一方、インプラント治療を広範囲で行う場合は、外科的負担が大きくなります。そのような観点から今注目を集めているのが、顎の骨に埋め入れた2~6本のインプラントに入れ歯を固定する治療法「オーバーデンチャー」です。入れ歯の裏側に特殊な金具を付け、入れ歯とインプラントを連結させ、固定します。入れ歯の安定がよくなり食事や会話の途中で入れ歯がずれたり外れたりする心配もありません。噛みにくかったものもよく噛めるようになり、食事の楽しみが増え、健康状態が改善したというデータもあります。さらに、簡単に入れ歯の取り外しができるので、要介護になった時に手入れがしやすいというメリットもあります。自由診療ですが、全て固定式のインプラント治療と比較すると外科治療の期間や範囲に加え、費用も抑えられます。

─治療で気を付けることは?

まず、骨の状態をCTで確認し、治療が可能かを調べます。可能な場合は、どの部分に安全にインプラントを入れられるかや全体的な噛み合わせなどを見極め、安定した状態が長く続く治療を行う必要があります。患者さんとしっかり向き合い、きちんとした説明をし、丁寧に治療を進める医師選びが重要です。

せき歯科クリニック 院長 関 喜英氏

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