メディカルインタビュー美容皮膚科編
昔できたニキビの痕によって、肌がクレーターのような凸凹に…。凹みのない滑らかな肌になりたいと願う女性は多いようです。専門医に治療法を聞きました。
─ニキビ痕が残るのは、どうしてですか。
山尾 ニキビでアクネ菌が増殖し炎症が広がることで、真皮や皮下組織にあるコラーゲンなどが破壊され肌も硬くなり、陥没性の変形が起こるからです。真皮までダメージを受けている状態です。
─ニキビ痕の凹みを改善する治療法があると聞きました。
山尾 医療機器を使った2種類の方法があります。1つは、ヒアルロン酸や成長因子、ビタミンなどを肌に塗布してから、極細の針を高速で振動させながら針穴を開け、直接肌に浸透させていく方法です。針刺激による肌の傷を修復させる作用と浸透した薬剤の作用により、表皮や繊維芽細胞、コラーゲンなどが活性化。ダメージを改善します。ツヤとハリの改善、小じわ、くすみ、毛穴の開きなどにも有効です。針が極細なので痛みが少なく、赤みが引くのも早いのが特長です。
ワイズ スキンケアクリニック 院長 山尾 依子氏
─もう1つの治療法も教えてください。
山尾 炭酸ガスレーザーを肌に点状に照射し熱エネルギーを与えながら微細な穴を開けて、自己修復力で新しい肌をつくる方法です。表皮・真皮それぞれに働き掛けることで、ニキビの色素沈着でくすんだ肌の再生、真皮からの引き締め、凸凹肌の改善、コラーゲン生成などが期待できます。施術後、赤みが生じてかさぶたができ、それが剥がれて新しい肌が作られます。1週間程度ダウンタイムがあります。詳しくは専門医にご相談ください。
店舗情報
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- 熊本市中央区手取本町11-1 テトリアくまもと銀染コアビル6階
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- 0120-741-666
- 店舗ホームページ
- http://www.ys-skin.com/
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- 9時~18時(完全予約制)
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