メディカルインタビュー 美容外科編
顔のたるみは、老けた印象を与えてしまうと悩む人が多いそう。また、今の時季は急激な気温の変化で疲れがたまったり、肌荒れがひどくなったりすることも。顔のリフトアップと肌荒れの治療法について聞きました。
─たるんだ頬や額を、切らずに引き上げる治療法があるそうですね。
長島 はい、いくつかあります。皮膚を切らずに済む治療法の中でも注目を集めているのが、HIFUという高密度焦点式超音波を使った治療法です。従来の照射機器では届かなかった、皮下組織の筋膜に働きかけることができ、顔のリフトアップを促すだけでなく毛穴も引き締めます。二の腕など、体のたるみにも対応します。このほか、皮膚の中で溶けるよう加工された糸を使って、フェースラインのたるみを引き上げる方法もあります。多方面に向く突起が付いている糸の場合、この突起が皮膚組織に引っかかることで、しっかりリフトアップできます。また、皮膚組織が刺激されることによりコラーゲンの生成も促進され、肌にハリが出ます。さらに、たるみの予防も期待できます。
─切る治療法も教えてください。
長島 こめかみから耳の軟骨に沿って切り込みを入れます。頬まで切ったら皮膚を剝離し、筋膜層を引き上げます。余った皮膚を切り取って終了。この治療法は、治療箇所が髪に隠れるため、傷痕が目立たなくて済みます。
ながしまクリニック 理事長・医師 長島 秀幸氏
─体の疲れや肌荒れに有効な点滴療法があると聞きました。
長島 はい、グルタチオンというタンパク質を体内に注入する方法があります。グルタチオンには強い抗酸化作用やデトックス効果があり、シミ予防、疲労回復、肌荒れなどの改善が期待できます。詳しくは専門医にお尋ねください。
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