メディカルインタビュー がん治療科編

従来のがん治療に加え、メンタル面のケアや生活習慣の見直しを行うことで、治療効果を高めることができるそうです。専門医に詳しく聞きました。

─患者さんの心のケアにはどんな方法がありますか。

中原 カウンセリングによる心理療法が注目されています。がんへの不安や絶望感を和らげ、心の安らぎを得ながら希望を持って治療や日常生活に取り組めるよう、患者さんの心の在り方を変える治療法です。患者さんとご家族が一緒に受けられることをお勧めしています。

─どのような効果が期待できますか。

中原 がん治療では、患者さんの精神・心理状態やそれに伴う生きる姿勢が、病気や治癒の過程に大きな影響を与えるといわれています。放射線や抗がん剤などのがん治療に加えてこの心理療法を受けることで、治療の効果を高めることも期待できます。副作用の現れ方が変わり、患者さんの負担が軽減されたケースも少なくありません。また、がんと診断されたときから終末期に至るまで心をケアし、患者さんが自身の幸せな生活について考えることが、QOL(生活の質)を高めることにもつながります。

─セルフケアについて教えてください。

中原 日常生活の中で瞑想(めいそう)の時間を取り入れると、不安や絶望感が軽減されて、前向きに病気と向き合う気持ちを高めることができます。気功やヨガ、ウオーキングなどのゆったりとした動きの運動も効果的です。また、患者さん同士の交流会に参加し、悩みを共有できる人たちと話すことも心の支えになりますよ。詳しくは専門医にお尋ねください。

 藤岡医院 副院長 中原 和之氏

店舗情報

医療法人 社団 藤岡会 藤岡医院

住所
上益城郡御船町御船1061
TEL
096-282-0405
店舗ホームページ
http://www.fujiokakai.org/
休業日
土曜午後、日曜日、祝日