関節リウマチは、タバコや 歯周病もリスク因子となる 早期診断・治療が大切な疾患です

─関節リウマチとは。

友田 手の指や手首、足の指の付け根がこわばり、関節の腫れや変形が生じる疾患です。破壊性の関節炎のため、放置していると筋力も低下して日常生活が困難になり、生活の質を保つことが難しくなります。原因は明らかではありませんが、遺伝的な要因に環境因子が重なり発症するのではないかと考えられています。またタバコの煙や歯周病もリスク因子になるという説もあります。30~50代に発症することが多く、最近は高齢になって発症する人も増えています。高齢になると、他の病気を抱えていることも多いため、リハビリや薬物治療は慎重に行わなければなりません。

─リウマチの治療法は。

友田 治療は、①患者教育②リハビリテーション③薬物治療④手術の4本柱です。まずはリウマチがどのような病気なのか、放置するとどうなるのか、そして定期的な検査の必要性を詳しく説明します。次に、関節を動かしたり、筋力を維持したりするリハビリ訓練を行います。

─その後が薬物治療ですね。

友田 以前は、関節破壊は徐々に進むと考えられていたため、弱い薬から使用し、効果がない場合に免疫抑制剤などの強い薬へ移行していました。しかし現在は、発症後2年間に関節破壊が急速に進むことが分かってきたため、診断後はすぐに強い薬で症状を抑えます。そして最後が手術です。リウマチは全身疾患なので、整形外科的な治療と内科的治療を同時に進めることが大切で、早期診断・治療が鍵となります。手のこわばりや腫れなどが見られる人は早めに専門医に相談してください。

友田 邦彦 リウマチ科部長

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成尾整形外科病院

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