メディカルインタビュー眼科編

花粉症のシーズンを前に憂鬱(ゆううつ)な人も多いのでは。目の病気のつらい症状は事前の対策と治療で軽減できます。専門医に対処法を聞きました。

─花粉症のシーズンが間近です。

岩上 花粉症に伴う目の病気は、花粉がアレルゲン(アレルギーの原因物質)の季節性・アレルギー性結膜炎です。とりわけ春先は、多くの人がスギ花粉によるアレルギー性結膜炎を発症します。花粉症には誰もがかかる可能性があります。自分はアレルギー体質ではないからと安心はできません。

─どのような症状でしょうか。

岩上 目がかゆくなって充血や腫れなどが生じ、涙や目やにが出ることもあります。目をこすってしまうと結膜や角膜が傷ついて、ゴロゴロしてかすむほか、まぶしく感じたり、痛んだりもします。

─効果的な治療法はありますか。

岩上 一般的には抗ヒスタミンなどの抗アレルギー点眼薬を投与します。症状が強ければステロイド点眼薬を併用することもあります。毎年花粉症にかかる人には、花粉が飛散し始める2週間ほど前から点眼する「初期治療」をぜひお勧めします。症状が出る期間の短縮と症状の軽減が期待できます。

─治療や普段の生活で気を付けることはありますか。

岩上 受診は1回で済み、約1カ月分の薬が処方されます。点眼治療は効果が出るまで時間がかかるので、継続して使い続けることが最も大事です。症状が和らいだからといって途中でやめてしまうのは禁物。医師の指示を守り、処方された薬を使い切ってください。また、生活する上で注意すべき点は、飛散時期に花粉から遠ざかること。家の中に入り込まないよう配慮し、外出時はマスクやゴーグルを着用してください。

岩上眼科 院長 岩上 英一氏

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