メディカルインタビュー 耳鼻咽喉科編

花粉症を患う人にとってはつらい時季がやってきました。花粉はもちろん、新型ウイルスやPM2・5(微小粒状物質)、黄砂などへの対策も必要です。専門医に詳しく聞きました。

─花粉の飛散が始まり、これからピークを迎えますね。

中野 そうですね。既に発症している人にとっては、症状をいかに抑えるかが大切です。悪化する前に症状に合った内服薬を飲むことはもちろんですが、日頃から花粉を体に取り込まない対策が必要です。

─日常的にできる対策は、どのようなことがありますか。

中野 花粉の飛散量がどの程度なのか、どのエリアに多く飛散するのかなど、まずは正確な花粉情報をキャッチするようにしましょう。雨が降った翌日は飛散量が増します。一日の中で、飛散量が多い時間帯もありますので、外出はその時間を避けた方がよいでしょう。外出する際は、マスクや帽子、花粉をガードする眼鏡などを着用すること。また、車で移動するときは窓を開けないようにし、帰宅したら家に入る前に服や体に付いた花粉を払い落としましょう。丁寧な手洗いやうがいはもちろん、毎日、髪を洗うことも忘れずに。これらは、自分一人だけでなく、家族全員で実践することが大切です。

─黄砂やPM2・5、新型ウイルスへの対策も必要ですね。

中野 マスクの素材によっては、予防効果があまり期待できないものもありますが、咳(せき)やくしゃみが出る人は、咳エチケットの観点からマスクを必ず着用しましょう。そして、栄養バランスの取れた食事に十分な睡眠時間を確保するなど、規則正しい生活習慣を維持しながら免疫力を高め、さまざまな抗原に打ち勝つ体力を付けていきましょう。

なかの耳鼻咽喉科アレルギー科クリニック 理事長・医師 中野 幸治氏

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