メディカルインタビュー 美容外科編
進学や就職・転勤などで新しい出会いが増える春。この時季はリフレッシュ休暇などを利用して、顔のたるみや一重、だんご鼻といった容姿の悩みを解消する人が多くなるそう。それぞれの治療法について聞きました。
─顔のたるみが気になります。
長島 切る治療法と切らない治療法があり、切らない場合はHIFU(超音波)を使ったり、糸を使ったりして治療します。糸を使ったフェースリフト治療では、皮膚の中で溶けるよう特殊加工されたものを使って、額・頬・首など、気になるフェースラインのたるみを引き上げていきます。糸にはコラーゲンや成長因子が含まれているものもあり、皮膚内に挿入することで組織に刺激を与えるとともに、コラーゲンの生成を活性化させます。たるみやシワが改善されるほか、皮膚そのものに弾力が生まれ、ツヤも出てきます。施術後の腫れは少なく、傷痕も目立ちません。
─一重まぶたを二重まぶたにする施術について教えてください。
長島 まぶたを糸で縫い付けて二重にする埋没法があります。通常、まぶたを3点留めするのですが、その人の骨格、皮膚や脂肪の付き方などによっては、縫い付ける場所の点数や治療法を変える必要もあります。
─鼻の形を整える方法もいろいろあるそうですね。
長島 はい。例えばだんご鼻が気になる場合、まず、鼻の穴の縁に数ミリの切り込みを入れます。鼻柱(鼻の穴の間にある軟骨部分)の余分な脂肪を取り除き、左右の軟骨を縫合してシャープな鼻を形成します。鼻の穴を小さくしたいときは、鼻の穴や鼻翼(鼻の両側の膨らみ)の一部を切り取ります。このほか、切らない方法や鼻筋を高くする方法もあります。詳しくは専門医にお尋ねを。
ながしまクリニック 理事長・医師 長島 秀幸氏
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