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ナス農家が伝授する 子どものナス嫌い克服法【子育てラボ】

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[VOL.565]食べる

子どもが苦手とする野菜の上位に挙げられる「ナス」ですが、その理由として食感や味、色合いなどがあるそうです。ナス農家の山野珠衣さんに、苦手なポイントを克服する方法を聞きました。

教えてくれたのは

熊本市は、全国の市町村の中でナス生産量日本一。ナスをたくさん食べてください!

JA熊本市茄子部会 女性副部長 ナス農家 山野 珠衣さん
JA熊本市茄子部会 女性副部長 ナス農家
山野 珠衣さん

苦手ポイント1

グニャッとした食感

水分が多く、だしなどが染み込みやすいナスは、グニャグニャとした食感になりがちです。

克服法1 みじん切りにする

ナスは小さなみじん切りにすればあらゆる料理に溶け込む食材。食感も気にならなくなります。

克服法2 調理法を工夫する

ナスを棒状に切り、片栗粉とカレー粉をまぶして揚げた「フライドナス」や、1cm角にして重量の5分の1の砂糖と水で煮る「ナスのコンポート」にすると食べやすい食感に。

さらに、手作りゼリーに「ナスのコンポート」を入れると果肉のような食感に。青リンゴ味やブドウ味と合います。

苦手ポイント2

独特のえぐみと苦み

味の主張があまりないナスですが、子どもによっては独特の風味やえぐみが気になる場合もあります。

克服法1 新鮮なナスを選ぶ

鮮度の落ちているナスはえぐみが出やすいので、ツヤがあり、ヘタの切り口がみずみずしいものを選びましょう。

ヘタの切り口が新しい、ヘタのトゲがとがっている、色が濃くツヤ・ハリがある

克服法2 アク抜きをしっかり

ナスをカットした後、5分程度水にさらすとアク抜きができます。

苦手ポイント3

皮の感覚と見栄え

かみ切りにくい硬い皮の歯ごたえや、皮を使った料理は色が悪くなって見た目が嫌という意見も。

克服法 皮を半分むく

皮に栄養があるので、ピーラーでしま模様になるよう半分程度むいてみましょう。かみ切りやすく、色の変化も少なくなります。

まとめ

ナスは、「大人になって好きになった」という人も多い野菜です。最初はチーズやベーコンなど好きな食材と組み合わせたり、カレーやハンバーグなど好きな料理に混ぜ込んだりして苦手意識をなくすところから始めましょう。

記事内の情報は掲載当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。

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この記事を書いた人

熊本市を中心に31万部戸別配布のフリーペーパー「くまにち すぱいす」がお届けする、熊本の暮らしに役立つ生活情報サイトです。

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