気を付けたい! 子どもだけの留守番

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、県内全域の小・中・高校と特別支援学校は臨時休校中です。共働き世帯などでは、子どもだけで留守番をさせるという家庭もあるでしょう。子どもだけで家にいる場合にどんなことに気を付ければよいか、熊本県警察本部生活安全企画課の福原幸一警部に聞きました。


家庭でのルールづくりをしっかりと

県内全域で行われている一斉休校。子どもの預け先がない家庭、特に低学年の子どもだけで留守番させなくてはならない家庭は、心配も大きいですね。

留守番をさせる子どもの年齢や性格、自宅の環境、住んでいる地域によって違いがあるかもしれませんが、これを機に、子どもだけで留守番をする際のルールを、家族で話し合ってみてください。今後にもきっと役立つはずです!

緊急連絡先を書き出して、見える所に貼って おきましょう

子どもだけで留守番をさせる際は、いつでも家族に連絡ができるよう、110番の番号と一緒に、緊急の連絡先を書き出して、見える所に貼っておきましょう。子どもたちには、「心配なことや困ったことがあったらいつでも連絡していいからね」と伝えておくと、安心すると思います。また職場などには、「臨時休校で留守番をさせているので、仕事中に子どもたちから連絡が入るかもしれない」ということを事前に伝えておくといいですね。


こんなときどうする?ケース別アドバイス

見知らぬ人から電話がかかってきた

電話に出るだけでもドキドキして負担になるというお子さんの場合は、「出ない」でよいと思います。ある程度電話の対応ができるお子さんであれば、留守番電話に切り替えておき、(1)親、きょうだい(2)おじいちゃん、おばあちゃん(3)学校の担任など、電話をかけてきた人が声で確認できる場合のみ「出る」とするなど、前もって決めておきましょう。電話に出て安易に答えてしまうと、親が留守であることが分かってしまうこともあるので注意が必要です。

見知らぬ人が訪ねて来た

「こんな人が訪ねて来たら開けてはだめ」「〇〇だったら開けていい」など、条件が多いと子どもは混乱してしまいます。開けていいのは「おじいちゃんとおばあちゃんだけ」など、あらかじめ決めておきましょう。インターホンで誰が訪ねてきたか確認できる場合は、確認することを忘れずに。また、訪ねてきた人がなかなか帰らない、しつこく話し掛けてくるなど、危険を感じるときは迷わず110番に連絡しましょう。

子どもだけで、保護者不在の友達の家を行き来する

保護者が留守の家で遊んでいて、物がなくなるなど、後々トラブルが起こることもあり得ます。子どもたちだけで家を行き来することが分かっている場合は、事前に現金を見えるところに置かない、刃物やライターなどはしまっておく―などの対応が必要です。また、一人で留守番をしているときは、必ず施錠するのに、友達と一緒だと鍵を閉め忘れることもあるようです。家の出入りをする際は、必ず施錠する習慣を付けましょう。

外出先で見知らぬ人に声を掛けられた

日頃から皆さんに覚えておいてほしいのが、「いかのおすし」に語呂合わせした約束です。下記のようなことが実際あった場合は、すぐに近くの大人に知らせます。事件性がなかったとしても「こんなことがあった」と親御さんに必ず伝えられるよう、緊急連絡先を共有しておきましょう。

「いか」…いかない(知らない人にはついていかない)
「の」…のらない(知らない人の車に乗らない)
「お」…おおきな声で叫ぶ(助けて!と大声を出す)
「す」…すぐに逃げる(連れていかれそうになったらすぐ逃げる)
「し」…しらせる(近くの大人に何があったかを知らせる)