知っておきたい! 子どもの靴の選び方

「どんな形を選んだらいいのか」「サイズの目安は?」など、子どもの靴を選ぶ際に迷った経験はありませんか。靴の選び方について、靴合わせの専門家・シューフィッターの松見志朗さんに聞きました。


靴を選ぶときのポイント

POINT.1 「捨て寸」をプラスしたサイズを

かかとから一番長い指の先までの長さ(実寸)に、「捨て寸」を足したサイズを選びましょう。捨て寸の目安は、乳幼児は0.5cm、4歳以上は1cmです。

※靴のメーカーなどにより、異なる場合があります。

POINT.2 かかとは柔らかすぎず、硬めのものを

かかとの骨がしっかり成長しないと、骨の変形や体のゆがみなどの原因になることもあります。かかとを固定し、つま先部分にゆとりを持たせるためにも、かかと部分が硬めの靴を選びましょう。

POINT.3 爪先部分は柔らかく曲がるものを

はだしで歩くと指の付け根が曲がるように、靴も足の指と同じ場所で曲がらないと歩くたびに足に負担がかかります。実際に履いて、チェックしましょう。

POINT.4 調節が効くものを

靴の中で足がズレるのを防ぐため、マジックテープやひもで足の甲に合わせて調節できるものを選びましょう。


子どもの足はどんな足?

子どもの足の骨は、成長段階の12歳ごろまで柔らかく変形しやすいです。その間、形やサイズが合わない靴を履いていると、後々、扁平足(土踏まずがない状態)や外反母趾(親指が小指側に曲がる症状)などの原因になるといわれています。


買い替えのタイミングは?

靴を洗う際などに、「靴底が一部分だけ極端にすり減っている」「靴全体が柔らかくなっている」「一定の場所が擦れている」などが見られたら、買い替え時。子どもの足は1年に約1㎝成長するので、年に2回は、足のサイズをチェックしましょう。


子どもの靴選びQ&A

Q.1 大きめのサイズを履かせてもいいの?

足が成長して、すぐに小さくなるなどの理由で、大きめのサイズを選ぶのはNG。サイズが合わない靴を履いていると、歩き方が変わり、子どもの足の発達を阻害する要因にもなります。足のサイズや形に合った靴を履かせましょう。

Q.2 サンダルばかり履きたがります。

夏場は通気性が良く、履きやすいという利点もあります。選ぶ際は、足にフィットし、靴底があまり高くなく、かかと部分がしっかりした歩きやすいものを選びましょう。長時間履くときは、夏場であっても、サンダルではなく靴を履かせることをおすすめします。


靴のかかとを踏むと、靴の形が崩れてしまい、足や体のゆがみにつながる恐れがあるので、注意しましょう。

一般社団法人
足と靴と健康協議会認定
シューフィッター
松見 志朗さん