栄養満点 食材シリーズ(1) 切り干し大根

「子どもには栄養たっぷりの食事を!」と思うのが親の常。でも下準備が面倒だったり、調理法が分からなかったりで手を出しにくい食材も中にはありますよね。そんな食材の使い方をシリーズでご紹介。1回目は干し野菜の代表格、切り干し大根です。


栄養とうま味がギュッと凝縮!

野菜を乾燥させた干し野菜は、天日によって水分量が減り、うま味がギュッと凝縮されます。特に切り干し大根は、生のダイコンと比べて鉄分やカルシウムが増え、栄養価が高くなります。手に入りやすく保存が利くので、常備しておきたい食材です。

干し野菜の戻し汁は捨てない

切り干し大根だけでなく、干し野菜を料理に使う場合は、一度水で戻すのが基本です(ただし、スープなどに入れる際は、そのまま入れてもOK)。戻し汁はうま味が詰まった「だし汁」として、捨てずに料理に活用しましょう。


切り干し大根の料理アレンジ例

「しょうゆ味で煮る」のが定番の切り干し大根ですが、意外といろいろな料理にアレンジできますよ。

トマト煮

切り干し大根は、洋風の味にも合います。切り干し大根をホールトマトと一緒に煮込み、固形コンソメなどで味付けをしてパスタにかけてもGOOD。トマトの量を変えたり、野菜や鶏肉を加えたりすることで、小鉢にもおかず料理にもなります。

サラダ

水で戻した後、軽く絞り、細かく刻んで他の生野菜と一緒にサラダにしてみましょう。切り干し大根は独特の風味があるため、ごまドレッシングなど、濃いめの味付けであえると子どもが食べやすい味に。カニかまやささ身、ツナなどを加えてもおいしく仕上がります。

炒めて

水で戻した後、軽く絞った切り干し大根を炒め物の具材の一つとして使うと、異なる食感が楽しめます。

混ぜて

食物繊維が多く、かみ応えがある食材なので、カレーやハンバーグ、コロッケなど、「紛れ込ませられる料理」にもおすすめ。刻んで入れると子どものかむ力が育ちます。

干し野菜を自宅でも作ってみよう

完全に乾燥させず、少し水分を飛ばすだけでもOK。晴れた日にキノコ類、ナス、トマトなどの野菜を、ザルなどに重ならないように並べて干してみて!


教えてくれたのは

料理研究家・幼児食アドバイザー PORTER CHANCE 【ポルテシャンス】
松川 恵さん

干し野菜は火が通りやすいので、料理の時短にもなりますよ