子どもの自己肯定感の育み方

「子どもには、自分に自信を持って幸せな毎日を送ってほしい」。そう願う親は多いでしょう。チャイルドアカデミー幼児教室の森裕子さんに、子どもの自己肯定感の育み方を聞きました。


自己肯定感とは?

「自分には価値がある」「自分は愛されている」と、自分の価値や存在意義を前向きに受け止める感情や感覚のことです。

自己肯定感が高い子どもは、失敗よりも成功を強く意識して前向きにチャレンジすることができます。また、人と積極的に関わり、他者や環境を受け入れ、良好な人間関係を築いていける傾向にあります。


Point1

愛情を持って接する

親や周囲の大人が、愛情を持って子どもに接することが大切です。何か特別なことがなくても、ぎゅっと抱き締めたり、「あなたのことが大好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」など、子どもの存在自体を褒める言葉を伝えましょう。自尊心や自信が生まれ、自分で考えて行動できるようになります。


Point2

子ども自身に選ばせる

赤ちゃんの頃から、子どもを一人の人間として尊重し、おもちゃや絵本などは、親が選んで渡すのではなく子ども自身に選ばせるのがベスト。そのためには、子どもの手が届くところに、おもちゃ箱や本棚を置くなど、子どもが選択できる環境を整えてあげて。自分自身の判断でより良いものを選択する力が身に付きます。

しかし、危険なものを手に取ったり、他人のものを奪ったりと、選択が間違っているときはきちんと伝えましょう。


Point3

「拡散思考型」の学びが大切

自己肯定感を高めるには、正解が一つではない「拡散思考型」の学びが大切です。例えば、自分の気持ちを絵に描いて表現する絵画や、音楽に合わせて体で表現するリトミックなどがあります。

また、描いた絵を額に入れて飾るなど、その表現したものを周りが認めてあげることも大切です。自分の心を自由に表現し創造する喜びは、自分の人生を自分の力でつくり出すことができるという自信を生み出します。


教えてくれたのは

チャイルドアカデミー 幼児教室
代表 森 裕子さん

0~3歳児は特に、親の子どもへの接し方が重要です。