箸の使い方を教えるタイミング

「箸は何歳から使い始めたらいいの?」と悩む親は多いでしょう。箸の使い方を教えるにはタイミングが大事といいます。「hahahaサロン つなぐ」代表の林田香名さんに詳しく聞きました。


何歳から教えるべき?

手首だけを動かせるようになり、固定・操作など指を別々に動かせるようになる3歳半~4歳ごろが目安。箸を使うのは高度な技なので、子どもの手指の発達を見てタイミングを図ることが大切です(下図参照)。矯正箸を使うとその持ち方のクセがついてしまうので、通常の箸がよいでしょう。


箸を使い始める目安

静的三指握り【3歳半~4歳】

固定・操作といった指の役割分担が進む。手首だけで動かせる。

動的三指握り【4歳半~6歳】

親指、人差し指、中指で道具を持ち、指先の屈伸ができる。

箸の長さ

手の大きさプラス3cmくらいの長さの箸が扱いやすくておすすめです。


手指の発達を促す方法は?

日常生活や遊びの中に、手首や指を使う動きを積極的に取り入れてみましょう。例えば、雑巾絞りやボタンのかけ外し、ハサミを使う工作、鉛筆を使うお絵描きなどがおすすめです。また、そうした動きをするときの道具の持ち方を観察することで、手指の発達度合いが分かります。


小学生になっても 箸の使い方が下手で…。

親が無理矢理、箸の使い方を直そうとすると、お互いストレスになるので逆効果。「食べにくい」「他の人と使い方が違って恥ずかしい」など、本人が「正しい使い方をしたい」と思ったときに周りがフォローしてあげましょう。大人になってから直した人もいるので心配はいりません。


教えてくれたのは

hahahaサロン つなぐ 代表 林田香名さん

子育ての経験を生かし、口の中の健康につながる食育や、虫歯予防の方法を伝える活動をしている。むし歯予防マイスター、歯科衛生士。

箸の使い方の練習は焦らずゆっくり進めるのがポイント。また、箸を上手に使えるようになることは、“健口”について考えるきっかけとなり、虫歯予防にもつながります。