[シリーズ]大量の野菜を使い切ろう! #03 ハクサイ編
「大量にもらった野菜、どうやって使い切ろう?」と悩んだ経験はありませんか。代表的な冬野菜を取り上げ、使い切り方法や保存方法を紹介します。シリーズ最終回は「ハクサイ」です。
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鍋料理など冬の食卓に 欠かせない食材
一年中出回っているハクサイですが、旬は冬で、寒くなるにつれて肉厚になり甘みが増します。冬の食卓には欠かせない食材で、和・洋・中と幅広い料理に使えます。
保存方法
●丸ごと新聞紙で包んで保存
カットせずに丸ごと新聞紙で包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室か冷暗所(玄関やベランダ)で保存しましょう。冷暗所に置くときは、芯を下にして立ててダンボールなどに入れておくと長持ちします。
使うときは外側の葉から順にはがし、残りはまた新聞紙に包んで保存しましょう。1~2週間持ちます。
おすすめの調理法
定番の鍋はもちろん、炒めものやクリーム煮、煮もの、蒸しもの、スープ、漬けもの、サラダなどさまざまな料理で活用できます。
ハクサイと豚肉の重ね蒸し煮
鍋やフライパンに、ハクサイと豚肉を下から交互に重ねて入れ、蒸し煮にします。豚肉は合いびき肉や鶏ひき肉でも代用可。味付けは、コンソメやだし、塩、しょうゆなどお好みでどうぞ。
あっさりサラダ
塩もみしたハクサイとリンゴを細切りにし、プレーンヨーグルトとマヨネーズを1:1の割合で入れ(量は食べる量に合わせる)、よく混ぜ合わせます。お好みでレーズンを入れても。
ハクサイの芯のピクルス
鍋料理などで切り落とした芯の部分は、短冊切りにして甘酢やすし酢に漬け、ピクルスにするのがおすすめ。シャキシャキと歯応えがあり、鍋の箸休めにぴったりですよ。
教えてくれたのは
野菜ソムリエ上級プロ vege-table代表
持田 成子さん
料理教室運営や食育活動、レシピ開発などを行う。子ども向け料理教室の講師も務める。
ハクサイはカットすると断面から劣化するので、丸ごと保存するのがおすすめです
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