「学校に行きたくない」にどう応える?

長期間の休み明けには、学校に行くことをストレスに感じる子どももいると思います。子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、親がどう対応すべきか、元養護教諭の澤栄美さんにポイントを教えてもらいました。


(1)理由を聞いたり、無理やり行かせたりするのはNG 「行きたくない」気持ちに寄り添って

理由を無理に聞き出そうとするのは逆効果。親には言いづらいこともありますし、低学年の場合は自分で理由が分かっていない場合もあります。「行きたくないんだね」と寄り添い、子どもから理由を話してくれるのを待ちましょう。

また、無理やり行かせようとするよりも、「いつかは行くようになる」と、長い目で見ることが大切です。しばらくすると家での生活に飽きて、学校に行くようになる場合もあります。


(2)育った環境が原因の場合も 子どもとの接し方を見直す機会に

学校生活でつまずきやすい子どもは、自分に自信がなく、自ら考える力が育っていない場合が多いようです。過保護に育てられた子どもや、親の言う通りにしてきた子どもにこの傾向が多く見られます。

子どもは、失敗や挫折をしたときに自分の力で乗り越える経験をすることが大切。これを機に、子どもとの接し方を見直してみましょう。


(3)長引く場合は学校や専門家に相談を

学校に行けない日が長引く場合は、学校の担任教諭やスクールカウンセラー、養護教諭などに相談し、専門家の意見を尋ねてみましょう。

学校での様子を聞いてみることで、行きたくない理由が分かることもあります。また、その子に合った対応についてアドバイスももらえますよ。


教えてくれたのは

熊本市立学校養護教諭 初任者研修指導講師
澤 栄美さん

親は心配し過ぎず、どんと構えて子どもを見守りましょう