[親子防災シリーズ(1)]今すぐ家族で見直そう!わが家に必要な避難グッズは?
子どもがいる家庭では、どんな避難グッズを用意すればいいのでしょう。防災士の資格を持ち、防災講座の講師を務める熊本市男女共同参画センターはあもにいの田中美帆さんに聞きました。
避難グッズ チェックリスト(例)
- 食品、お菓子
- 飲料水
- 携帯ラジオと電池
- 懐中電灯(ランタン)
- 筆記用具(油性マジックも)
- ライター(マッチ)
- ティッシュ(水で溶けるタイプ)
- ウオーターバッグ
- 歯ブラシ、マウスウォッシュ
- 生理用品(ナプキン、おりものシート、おむつ)
- ビニール袋(レジ袋、ゴミ袋、黒い袋)
- 着替え1組
- 保温アルミシート
- 軍手
- 救急医療品(ばんそうこう、常備薬など)
- ◎現金(小銭、千円札)
- ◎重要書類のコピー(健康保険証、母子手帳、マイナンバーカードなど)
- ◎家族写真
- ガムテープ
- 携帯充電器
- 携帯トイレ
- 防犯ブザー
- 携帯スリッパ
- ナイフ
- はさみ
- タオル
◎…防水ケースに入れて
感染症対策に
- 除菌グッズ
- わが家のマストアイテム
支援物資では届きにくい、自分にとって重要なものを!
(1)“わが家仕様”の避難グッズを考える
避難する場面を想定しながら家族全員で自分たちに必要な物を話し合いましょう。一般的なリストにはない“わが家のマストアイテム”がないか考えましょう。(例:子どもが安心するおもちゃ、食べ慣れたベビーフード)
(2)準備は家族で行う
避難グッズの準備は、十分に時間を取って家族で行いましょう。一緒に探すことで記憶に残り、何があるのかを共有できます。携帯トイレやウオーターバッグ、防犯ブザーなどは100円ショップでも購入できますよ。
(3)家族1人1袋セットする
荷物が持てる年齢であれば、子どもにも1人1袋用意しましょう。両手が空くリュックがおすすめです。玄関付近など、設置場所を決めておくことも大切です。子どもの袋にはネームタグ(親の携帯番号も)を付けておくとさらに安心。
半年に1回は見直しを!
着替えのサイズや食料品の消費期限などもあるので、できれば季節ごと、最低でも半年に1回は見直しましょう!
POINT
熊本地震の日と防災の日など、見直す日を決めておきましょう!
小さな子どもがいるママ&パパへ
動きやすさを第一に、両手が空くものを選びましょう。
リュック
子どもの避難グッズも入れることを考え、少し大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。
抱っこ紐
避難する時は抱っこ紐(ひも)で。かさばるベビーカーはおすすめしません。
はあもにいでは
男女共同参画の視点に立った無料防災出前講座を実施しています。
お問い合わせは TEL:096-345-2550 まで。
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