[親子防災シリーズ(2)]台風・水害時の避難先 どこに避難するか、考えておこう!

台風の季節がやってきました。水害時の子ども連れでの避難方法や避難先について、防災士の資格を持ち、防災講座の講師を務める熊本市男女共同参画センターはあもにいの田中美帆さんに聞きました。


(1)ハザードマップで自宅周辺を確認する

住んでいるエリアの危険な場所を知り、避難所や緊急避難通路を複数調べておく。

熊本市統合型ハザードマップ

URL=http://kumamoto-hazard.sakura.ne.jp/

水害の場合は、気象情報や避難情報などの災害情報を注視し、警戒レベル3や4が出たら、速やかに避難行動を!


(2)避難先の特徴を知る

行政が管轄しているため、最新の情報や支援物資が入手しやすく、医療サポートも受けられる。子ども連れでの避難には時間がかかるので、不安を感じたら、早めに避難所に向かう。

想定されるマイナス面

★子どもが騒いだり泣いたりしたとき周囲の迷惑になってしまうことも
★授乳やおむつ替えで周りの目が気になる

避難所では地域の住人も運営に関わることになるので、普段から子ども会や町内会などに参加し、地域の人たちと関わっておくことが大切です。


田中さんからのアドバイス

子ども連れで避難所に行くときは音の出にくいおもちゃやタブレット、イヤホンなどを持っていくとよいでしょう。親も子もストレスを抱えるので、お菓子もあると安心です。

今回は水害を想定しましたが、地震など他の災害の場合も、普段から家族で話し合って、“わが家の避難シミュレーション”をしておきましょう。


下記も選択肢として考えておこう

ー洪水や浸水が起きても、安全なスペースが確保できる場合ー

自宅

自宅が集合住宅の高層階や戸建てで2階がある場合は、垂直避難も選択肢の一つ。自宅はプライバシーが確保され、子どもが泣いたりぐずったりしても周囲を気にぜずに済み、自宅にある物を使える。

友人・親戚宅

安全な場所にある友人や親戚の家に避難できるよう、事前に相談しておく。

想定されるマイナス面

★情報が入りづらい
★支援物資の受け取りが困難

※避難所の密を回避でき、感染症のリスク対策にもなる。

車の移動と車中泊はNG!

台風や大雨のときは、移動中のルートで冠水の可能性があり、車での移動はもちろん、車中泊も危険なので避けましょう。


はあもにいでは

男女共同参画の視点に立った無料防災出前講座を実施しています。
お問い合わせは TEL:096-345-2550まで。


教えてくれたのは

熊本市男女共同参画センター「はあもにい」企画事業課 主任/防災士
田中美帆さん