その1「めんどく・・・大変だ」

予防接種のお知らせが来ないなあ・・・
と思い始めて1ヶ月が過ぎ、2ヶ月経とうとしていたある日。

夫が「ちゃんと聞いてみろ」というので保健所へ電話をかけると、
「お知らせは市政だよりで毎月しておりますが、
個人のお宅への郵送等によるお知らせはしていません」とのこと。

ええっ、なんですって!勝手にそんなのが来ると信じていたのに、
各自治体によってシステムが違うらしい。

おそらく本で読んだ知識が脳の片隅にあったのだろうが・・・
あやうく受けそびれるところだった。

だって市政だより…毎回読まないもん。
ええ、ということはこれからも学校に行くまで
タイミングを見ながら受けさせなきゃいけないの。

めんどく・・・大変だ。


その2「はじめてのお注射」

いよいよはじめてのお注射。
ツベルクリン反応だ。

泣かないかなーとおもいながらイスに座ると、
赤ちゃんサイズとは思えない針の大きさにたじろぐ。

このまま「もう結構です」といってこの場を去りたくなるが、
息子のためだ。
お前も男なら耐えろ!

ぷすっ。ちゅー。

きゃー!ふくれるふくれるー!

えっ、えっ、ええ~ん。
ああ、よしよし頑張ったね。偉かったね。
こんな小さな腕にあんな大きな
(いや、普通のに比べると全然小さいんだけど)
注射を打つなんてああっ、本当に私の方が腰砕けになるよ。

でも、もうニコニコしてる。
でも、あさってはいよいよBCGだよ。

ああ、気が遠くなりそう・・・。

自分の注射は全然平気なんだけどねえ。


その3「ぱすっ」

ツベルクリン反応から2日後、
BCGのスタンプを押す日がやってきた。

さあ、息子よいざゆかん!
もちろん、おばあちゃん同伴。
車をお願いします。

妙に緊張しているのは私だけ? 
遠い記憶をたどるけど一瞬とはいえ痛かった想い出がある。
こーんなこーんなちいちゃな腕に
あんな痛いのを押すの? ホントに? 

赤ちゃんの予防注射は漠然と生ワクチンを飲ませるだけと思っていたので、
痛みをともなうとは思いもよらなかった。

ああ、いよいよ息子の番だ。
ぱすっ、ぱすっ。

わーん。

やっぱし痛いよねえ。おおよしよし。これでもう大丈夫よ。

やれやれ・・・と思っていたけど、このあと山のように
予防接種をうけねばならないのよね。

試練がいっぱいだあ。