「ワイルドなフラワー」

「雑草を抜くのは無駄な作業」
そう、テレビの中で識者が言っているのを聞いて
目からウロコ。
雑草よりも強い植物を植えればいい、と。
なるほどそうか…!! そうよね!!
というわけで、数年前から植え始めた”ワイルドフラワー”。
色々な花が、広い範囲で順番に咲くので、
長い期間カラフルな庭が楽しめるのが気に入ってる。

ただ、一つ問題が。

種をまいてから花が咲くまで、
どーーーーーー見ても”雑草だらけ”にしか見えないこと。
しかも広範囲。

これに目がどうしてもいってしまう近所の
緑の親指をお持ちの奥様方。
ああ、多分むずむずしてるだろうなあ…
どう見ても雑草だらけにしか見えないもんなあ…

そんなある日、庭にうずくまる人影を発見。
や、やばい!! あれはもしかして…!?

「あら、お帰り! 手前の方だけだけど、抜いといたよ」

あああああ… 
「す、すみませんこれ、実は全部花なんです」
「うん、花は抜いてないよ、雑草だけ」
「いえ、この雑草に見える草が、花なんです…」
ええ!?
と、慌てて埋め戻してくれたけど
もうすでにシナシナになったその若葉たちが
根付くことはなかった。

それから、娘と看板作り。

口紅をひいたショートボブの猫に、吹き出しで
「抜かない…待つの」としゃべらせたイラスト。

効果は抜群、おかげでカラフルなお花が無事咲きました。